写真館2011


2011年
9月15日
日本海・海上〜
京都府舞鶴市〜福知山市
〜兵庫県丹波市
※一部の画像はクリックで拡大・別窓表示できます★



◆旅18日目◆

AM5:00 起床  日本海・海上

船内ロビーには、お馴染みのディスプレイがあり、
本船の現在地がリアルタイムに表示される。

出港から5時間。
現在、奥尻島・沖を航海中らしい。

まだまだ北海道・近海。 先は長い・・・。

デッキへ出てみると、
ちょうど・朝陽が昇るトコロだった★



人の夢は浮かんで落ちて
されど赤い陽はまた昇る
<♪月 桑田佳祐>

水平線に美しく輝く太陽。
モビルスーツの爆発光に見えん事もない…(笑)?





AM5:45
しばらく海を見ていると、大きな山並?が見えた。
現在地から推測するに、
恐らく、奥尻島の山と思われる。






再び船内に戻る。
退屈なので、船内を徘徊。

こんなモノをみつける。
万が一・船が沈没した時は、
まっさきにコイツにしがみつこうと思う(笑)





◆船上の休息◆

AM10:30
自分の船室で休んでいると、
突如・船内アナウンスが鳴り響く。

どうやら、舞鶴を出港し小樽を目指す
姉妹船の「あかしあ」が、今まさに
本船とすれ違う…とのこと。

で、甲板に行ってみると?




既に多くの人だかり…(^_^;)

普段はデッキに上がって来ないのに、
こういう時だけは皆さん・ちゃっかり来られる様だ。

良い位置に陣取った人は、ずっとそこに居座り、
こちとらロクな写真も撮れません(笑)

致し方なし。
おっさんの頭越しに あかしあ を見送るのだった…(笑)







ここぞとばかりにズーム機能なども駆使してみる。

すれ違う刹那には、
2隻ともに ボォォォッ! と霧笛を鳴らし、
歓声があがった。

今、あちらに飛び移れば
北海道に戻れるぞッ(笑)!!



あっという間に、あかしあは北の方角へ去ってゆく。
水平線上に辛うじて、その様子を捉えた。
↓以下・拡大図。


本船の吹きあげる煙の中、ぼんやりと浮かび上がる船影。
なかなかこれも良い光景でした(^−^)
AM10:43 日本海海上・東北沖

再び船内ディスプレイを見てみましょう。
現在地は、秋田県の沖合のようだ。

30ノット・・・<時速に換算して約60km/h>
という、ウチの相棒のフルスロットルと変わらぬ速力にて
この速さ!

海には信号も渋滞もない上、
無補給・休憩なしでガシガシ走?れるので
当然といえば当然か(笑)




PM12:30 船内食堂

乗船の際に買い込んだ食料はそれほど多くなかったので
船内レストランを利用してみる。

久しぶりにまともな時間の昼食かもしれない(笑)

窓から日本海を眺めながら食事するのも
船旅ならでは(^−^)
豚角煮丼、美味しくいただきました★



ドリンクバーも追加注文。

「酒はダメなんで、オレンジジュースください」
(笑)

しばらく、まったりと過ごす。



PM5:59 日本海海上 福井県沖合

本を読んだり、風呂入ったり、コインランドリー使ったり…
一連の暇つぶしののち・・・・

気がつけば、船室で眠っていた。

で、起きたら既にこんな時間。
ここでまた船内アナウンス。

どうやら今度は、
『夕陽が海に沈む光景が美しいので、
 ぜひデッキへ出てご覧下さい』

・・・・とのコトだった。
とりあえず、行ってみますか。




すると・・・・
やっぱり、先程と同じく・既に多くの人だかり・・・(^_^;)
ここぞとばかりにやってきた人で賑わう。
一番良いポイントに居座った人達は、
写真を撮っても動こうとしません。。。(笑)

まあ、仕方ないか。



こちらは船内の窓から。
陽が落ちてしまうと、海は真っ暗になる為、
また殺風景になっちまいますね。。。









◆ラオウと闘う◆


PM6:48
やる事もないので、遂に船内のゲーセンへ(笑)

津軽海峡と同じく・ここでも
パチスロ・旧 北斗の拳 があったので、
思わず打ってしまう。

設定6ゆえ、ズバッ!とボーナス引き♪
ラオウに逢ったのは、数年ぶりですね(笑)





ボーナス・確定ッ!!

懐かしすぎる・・・(笑)







こ・・・これは!?
赤7揃い♪

目押しは意外にスムーズにイケました(笑)




ほう〜〜ぉ…

あたあ!

あたあ!

ほわったぁ!!

この押し順ナビ…大好きでした(笑)



なんと、1発目からケンシロウの先制攻撃(笑)

『油断したわ ケンシロウ!』

揺れる船上で
思わず、熱くなってしまうのだった・・・(笑)


しかし、
BB3回でラオウの剛掌波をまともに食らい…
復活もなく、終了(笑)

この後、引き戻したが、
今度はキック1発。
一回で終了(笑)

スロットしない人には、何が何だか分らぬやも
しれませんが・・・(笑)

ま・まあ、極上の暇つぶしができた…!
みたいな雰囲気を、それとなく分って頂ければ・・・(笑)




獲得枚数が一定数を越えたトコロで、
台の足元の穴から

ゴロリ! と何かが出てきた(笑)!

このカプセル…おそらく・景品かな?





ゴロリ!と転がり出た↑カプセルの中身は…?
OnePieceのケータイストラップと、
キーホルダー型・ミニソーラーライト

・・・・・。
い…いらないねェ…(笑)










◆京都府・舞鶴港〜◆


PM7:34 日本海海上 舞鶴沖合

ラオウと闘っているうちに(笑)、
船はついに、ここまで来た。

舞鶴港は、もはや目と鼻の先。
到着も近い。




ディスプレイの航海図は、
数十秒ごとに、尺度を変えて表示される。

小樽から19時間でここまで来れるのだから
改めて凄いですね★






PM8:27

とりあえず、荷物をまとめていつでも
降りれるように準備を整えたのち・・・・

ふたたび甲板に上がってみる。
と、暗い水平線の遥か彼方に、街の灯りが。
舞鶴がみえてきた。



AM8:44

はっきりと視認出来るほどに舞鶴港へ接近。
上空には月が丸く昇っている。

そして、北海道とは明らかに違う
湿気を多く含んだ生ぬるい潮風・・・・

本州へ…近畿へ、帰ってきたのを強く実感。
みるみる近づく舞鶴港。

だがしかし。
左手を見てほしい。
ここいらも、街の灯が明るいエリアと
灯りがなく真っ暗闇のエリア・・・・
その差異が非常に顕著。

これから、あの暗闇の中・・・
およそ150kmほどの帰り道が待っているのだ。。。


PM8:49

接岸間近。
2輪車関係は降船は一番最後。
とはいえ、ぼちぼち、降りる準備をしなければ。
PM9:19

ふたたび積荷を積載し、準備は整った!
長かった船旅もこれで終わり。

では、降りませう★


PM9:22 舞鶴港

凸凹タラップをガタガタと降り、
11日ぶりに本州の土を…
そして、18日ぶりに近畿地方の土を踏む。


横アングルでもう1枚。
奥には、
1500km?はあろうかという長距離を
航海してきた新日本海フェリー・はまなす。

その巨大なシルエットが闇夜にたたずんでいた。

さあ、充分に?休息もできたので・・・
これから、
大阪の自宅まで夜通し・走って帰る事にします★







京都府北部〜兵庫県北部
漆黒の道行き

PM10:36 京都府・福知山市

舞鶴港を出発し、国道27〜175号を乗り継ぎ、
南南西へ。

京都府福知山市まできた。

04年の帰り道も同じルートだったので
重々承知していたとはいえ・・・・
その道中は、ご覧のように、真っ暗闇です(笑)

まあ今まで様々な場所で幾多の闇夜を掻い潜ってきた
こともあり、昔と違って・そんなに怖くはない。

ただ、
虫が飛んでくるのと、
動物が飛び出して来たり、トラックにケツに張りつかれたり
するのだけは怖い。

慎重に進みます。



PM11:50 兵庫県丹波市

ぼちぼち日付が変わるかな?といった
タイミングで、兵庫県・丹波市入り。

このコンビニ、04年も立ち寄った記憶がある。

そんなワケで、日付も変わるコトですし
一旦・小休止。

旅18日目は、そのほとんどが日本海上をフェリーで移動する1日となりました(笑)

前夜の夜中0時に小樽を出港した新日本海フェリー・はまなすは、
寝ている間にグイグイ進み・・・
我々が丸一週間かけて辿った本州横断を僅か21時間ほどで
消化してしまうのだから驚きですね。
<海には信号も渋滞もないからね…(笑)>

そんなこんなで、無事・本州へと帰還したのも束の間に。
引き続き、今度は自宅への帰路が始まります。

便宜上・一応、日付が変わった午前0時にて
日程を分けておきました。

↓以下↓より、ラストランが始まります。
真っ暗なので、これまでと比較してロクな写真が残っておりませんが…(^_^;)
一応、これにて旅の締めくくりとなります。では、どうぞ★


2011年
9月16日
兵庫県丹波市〜篠山市〜
三田市〜西宮市〜
大阪府豊中市
※一部の画像はクリックで拡大・別窓表示できます★



◆旅19日目◆


AM0:00 起床…って、元から起きてます(笑)
兵庫県丹波市

というワケで、日付が変わったので
残り僅か・92km程の道のりとはいえ…
一応・旅19日目?の始まりです(笑)

さて、
昨日の夜(笑) 立ち寄ったこのコンビニ。
こちらもどうやら、購入した品物を店内で食べられる
ようだったので・・・・
遅すぎる晩飯?
いや、早すぎる朝飯だろうか(笑)?

とりあえず、腹ごしらえ。
ブラックコーヒーも注文し、ラストランに備えます★









◆兵庫の闇を泳ぐ◆

AM1:00 続・兵庫県丹波市〜

道の駅 丹波お婆ちゃんの里

「あのぅ…お婆ちゃん?居ないんすけど…(笑)??」

なにやら、カッ飛んだネーミングセンスの道の駅(笑)

流石に、午前1時となると…
ほとんど人気はなく、シ〜〜ン…と静まり返っております。

例によって、
車内で仮眠を取っているらしきトラックのドライバーなどは
ちらほら居た。

まあここでテントを張る事も可能ではあったんですが、
ここまで来たら、もうスパ〜ン!と家に帰っちまいたかったので
ナイトラン続行を決意。

お腹の調子が若干悪かったので、
しばしトイレ&タバコ休憩。





AM1:58 兵庫県篠山市

山道・峠道・田舎道を幾つも越えて猛進し、
兵庫県・篠山市へ。

走る国道は、遂に地元へ通じる国道176号…
通称・イナロクへと合流。

コンビニの光も、ひとたび離れると・・・・
漆黒の闇の道路がまだまだ続く。



AM2:34 兵庫県三田市

ブラックバスがよく釣れる青野ダム…というのが近くにあるはず。
昔・何度か昼間に来た事はあったが、ここいらも山々に囲まれた
すんごい田園地帯です。




こちらも、三田市の某所。
確か、川沿いの土手のような道だった気がする。


真っ暗で何も見えないけど
なんとなく1枚デジカメでも撮ってみたが…

うん。
やはり、何が何だか分りませんね(笑)

丑三つ時…
すれ違う車も、かなり稀になってきた。

漆黒の闇の道路を1台の原付がゆく・・・・(笑)









大阪・帰還ただいま


AM4:01 大阪府豊中市・自宅

場面はスッ飛んで、自宅前(笑)

ついに帰ってきちゃいました。

三田市以降、
西宮市〜大阪府・池田市〜豊中市…と
走ってきたワケですが、
これまでと打って変わって?撮った写真は
皆無に等しかった…(^_^;)

走行中、
猛烈な眠気に襲われてそれどころじゃなかった…
というのが第一。

そしてまた、
真っ暗な道路ばかりで、写真を撮っても
大したモノが撮れなさそうだった…というのも
あったワケですな。。。







長旅を終えて、セルフ撮りで1枚(笑)

しかし、
やっぱり帰宅は早朝に限ります。

この怪しげな多積載帰宅姿を御近所の方々に
見られるのは得策ではありません(笑)







かくして、
18泊19日間<船中泊・ラストラン含>に渡る
今回の旅は、これにて終了。

リアキャリアにこれだけガッツリ積載して
力強く走ってくれた相棒・JOGサジタリウス号に
感謝(^−^)b




お土産やコンビニ袋・ウェストポーチ…
最後は、コンビニフックもめちゃくちゃです(笑)
色々引っ掛け過ぎ。
明らかにオーバーウェイトやなあ・・・(笑)



今年2011年の2月におろしたJOGの後輪タイヤも、
今回の旅で、ええ具合にすり減ってます。

まあ、まだ交換は大丈夫ですね。



この後、大荷物を担いで帰宅。
泥のように眠る。

かくして、長い長い旅はようやく終わりを告げたのでした。。。。


オマケ
PM5:00

自宅で充分に休養したのち、
その日の内に、行きつけのバイク屋へ。

オイル交換をお願いする。
前回の交換が、6日前の網走。
そこから1200km走っての交換となったが、
なんと吃驚!
オイルはまだ透き通るほど綺麗だった。

オッちゃん曰く。
普段みたいに短距離を毎日走るよりも、
長距離をある程度の速度で続けて走り続けた方が
オイルの劣化も抑えられるのかも… との事。








旅19日目?は、前夜からの継続とはいえ
兵庫県丹波市〜大阪府豊中市の自宅までの
短い道行きでありました(笑)

走る道路は、何処もかしこも真っ暗闇・・・・
恐らく、昼間に同じ場所を走ったならば、もう少しマシな写真も
或いは少しは残せたのかもしれませんが・・・・(笑)

奇しくも、04年の時と同じく、旅の最後は地味・・・というか、
見ていても特に面白味に欠けるものであったやもしれません。

まあ、そんなこんなで…
これにて、今回の旅の「写真館」は一応・完成であります。

長い間・ご愛顧ありがとうございました。


思えば、7年ぶりに目指した北海道への旅・・・・・
かつて見た懐かしい景色…
そして、未だ見た事のなかった素晴らしい景色…

多くの旅人との出会い…
各地での意外な再会や初対面…

これらは、写真のみでは多くを語る事が叶わぬほど
本当に素晴らしい体験ばかりでありました。。。

それらはいずれ、旅日記…というコンテンツで何とかカタチにしていきたいと
思っておりますが・・・・・

写真を整理して並べてコメント書くだけで、
丸2カ月かかってしまったワケで……(^_^;)

果たして、この旅レポの完成はいつになるのか・・・・・(笑)

まあ、いつも通り・マイペースを貫いて、のほほんと気まぐれにUPしていきたいと
思っておりますので、またのんびりとお付き合い下さると嬉しゅうございます。


2011年11月 ノモッティー

 


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