9月14日
青い列車編

苫小牧〜襟裳岬〜新冠


※地図素材 著作権:白い地図工房
vol.1 洗濯日和

vol.2 青い列車

vol.3 えりも岬

vol.4 ヘヴィー・ウェザー

vol.5 列車で待つ者

 

天気:晴れ


 

 

vol.1
★洗濯日和★



苫小牧の健康ランド。

他の客のイビキが凄まじく、熟睡できず。。。

またもや結構早起きとなる(笑)

雨は上がった★

 

am8:00頃

出発。

飯くったりしつつ

ボチボチ衣類も底をついてきた。というワケで、

昨夜のウチに健康ランドのタウンページにて下調べしておいた、

付近にあるというコインランドリーを探す。

少々迷い、地元のオッちゃんに聞いて到着。

 

旅に出て初の洗濯(笑)★

雨が上がったコトもあり、心身共に洗濯できた感じだ。

 

 

 

vol.2
★青い列車★



am11:00頃

洗濯・乾燥完了。出発。

ちょいと湿っていた上着やブーツも走ってるウチに徐々に乾いていく…!

嘘のように雨の気配も消え、

今回は断念しようと思っていた襟裳岬へのルートを気合入れて進むコトにする。

 

ひたすら東へ。。。

国道235号を突き進む。

 

pm13:20頃

道の駅・サラブレッドロード新冠に到着。

ここいらはどうやら競馬の競走馬に縁の深い地らしい。

とりあえず、施設内にて軽食をとる。

適当に休憩した後、この道の駅付近にあるという一件のライダーハウスを探す。

道の駅の管理人のオジさんに尋ねてみるや、

「ここから歩いて1分のトコだよ」

ありゃりゃ、見過ごしてたか。と、行ってみる。

すると、

あった〜〜★★


ライダーハウス
その名も
ブルートレイン!
列車がそのまんま宿になってんのね(笑)

ここは出発前にネットで調べてみつけて、絶対一泊して〜!って決めてたトコ。

で、時計をみるとまだ午後2時ぐらい。
とりあえず、ライハのご主人に挨拶。

「今から『襟裳岬』みにいってからまた夜に来ます」 と(笑)

※「夜になっちゃうよ。大丈夫?」

俺「大丈夫。大丈夫。いってきま〜す」

あんまり大丈夫じゃなかったかもしれないが(笑)、

とりあえず襟裳岬を目指して走りだす。

 

 

 

vol.3
★えりも岬★



新冠(にいかっぷ)を出発したのが午後2時

襟裳岬に至るのにも結構な距離なのだが、

今回は更に夜までに再び戻ってこなくてはならない・・・。

結構、無茶な計画だった(笑)

結果的に、この旅の中で、一日走行距離の最大記録をはじき出したのもこの日だったのである・・・。

 

 

国道は336号に合流。

海沿いを走る道路

大豪雨だった昨日と裏腹に、爽快感抜群だったが、

トコロによっては正に波打ち際!ってな箇所も多々あり、

ザッパ〜〜ン!と波しぶきがアスファルトを濡らすトコロが多くて、

走っていてちょい怖かった(笑)

トンネルも異様に多く、波しぶきの影響をモロに受ける横穴式(?)のトンネルには

幾度も肝を冷やした。。

 

途中、ガソリン給油

スタンドの兄さんに「今から襟裳行くんですわ〜」と話すと、

兄さん、

「こっからだと、車で45分くらいかな〜?」

原付だと・・・(笑)

慌てて出発。

 

 

で、結局・車とほぼ同じ位の時間・スタンドから45分程で到着(笑)★★

 

pm16:40頃


襟裳岬の駐車場には、もうほとんど車も停まっていない。。

陽が傾きかけていたので、急いで原付を停める。

夢にまで見た襟裳岬!

感極まったコトもあり、岬先端部へ続く道・・・猛ダッシュしてた(笑)

 

で、遂に襟裳岬!!

日高山脈がそのまま岩礁となって海に没する超!絶景★★

 

岬先端部に行ってみる。

時間帯もあったのか、他に観光客はほとんど居らず・・・。

ただ、常に吹きすさぶ強い風の咆哮だけがダイレクトに身体を突き抜けていく・・・

ナンかボ〜ッとしてしまう。

改めて、北海道きて良かったな〜と。。。

 

 

 

vol.4
★ヘヴィー・ウェザー★



も少し早い時間ならばゆっくりできただろうが、

名残惜しくも出発。

何しろ、これから新冠まで戻らなければならないのだ。

 

ここで、またもやピンチ!

ヤバい!

青森の真紅の恐怖…再び。。。(泣)

・・・そう、

夕陽である(泣)

やはり今回も陽が沈む時間帯に、よりによって西へ西へと進むワケだ。

クリムゾンフィアー(9/10日記参照)、

波しぶき、

強風、

悪要素が重なり、その道はかなり険しいモノに。。。

しかし、↓またもや美しいご褒美が(笑)

 

虹に心を癒されつつ、何とか走行。。

途中、

偶然、さっき「襟裳まで車で45分かかる」と助言してくれたスタンドで

も一度ガス入れる(笑)

さっきの兄さんに「これから新冠まで戻るんですよ〜」と話したら、

「う〜ん、車で2時間ってトコかな〜?」

「マジっすか〜(笑)?」

 

 

vol.5
★列車で待つ者★



走るうちにとうとう陽が暮れた。。。

完全に日没・夜になってから走るのは栃木以来か。

北海道の夜は闇が果てしなく深い・・・。

 

フルスロットルかましつつも慎重に進む。。が、

お日様が沈んだ後は当然、気温も下がる。

ドンドン下がる(泣)

途中、ついに歯がガチガチ鳴るほどに寒くなり

幾度もくじけそうになりつつ進む(泣)

 

pm20:00頃

何とか新冠のライダーハウス・ブルートレインに帰ってくる。

寒さから解放されたコトもあり、一気に気が緩む。

早速、ご主人に会い宿泊料を払っていると、

「ふたり、お客さん来てるよ〜」 と★

確かに、ライハ前に一台の車が停まっている。。

 

ここでライダーハウスについて少し。

●低料金(1泊:無料〜¥1000前後)の素泊まり宿

●基本的に男女別の相部屋

●寝具が揃っているトコロ〜要・寝袋のトコロなど形態は様々。

…といった具合。

北海道内には非常に数多くのライダーハウスが点在していて、
バイク・車・自転車・徒歩・・・問わず、貧乏旅行の身としては非常にありがたい存在である。

初めて利用するライダーハウス。

時期外れというコトもあり、独りやったら寂しいな〜と思っていたので、

喜び勇んで(笑)、行ってみる。

 

そこに居たのは

東京から来た、という二人組★

競馬が大好きで(笑)、レンタカーで各地の牧場巡りをしている最中だという。


※明朝撮影。

 

年齢も近いコトもあり、話のツボが微妙に合い(笑)

談笑する。。

こんな楽しい夜は初めてズラ(笑)★

 



苫小牧〜襟裳岬〜新冠
走行距離:
297.7km(新記録(笑))

 

 


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