9月22日・23日 |
![]() ※地図素材 著作権:白い地図工房 |
vol.1 船はゆく vol.2 近畿圏・突入! vol.3 漆黒の道ゆき vol.4 希望のアポロマーク(笑) vol.5 旅の終わり |
天気:曇り
vol.1 |
日記つけたり本読んだり何やかんやとしてて、昨夜は午前2時頃に就寝。
で、
am10:00頃 |
寝台にて起床。
寝ている間にいつの間にやら東北沖合。
逆に小樽に向かって航行中の姉妹船・『はまなす』 とそろそろすれ違う、と
アナウンスされていたので見にいってみる。
コンビニで事前に買い込んだ食料を昼飯に、
のんびり本を読む。
2週間分ためていたジャンプとか(笑)
vol.2 |
旅の疲れも手伝ってか、いつの間にやら再び眠ってしまう。
船内ではそのほとんどを寝て過ごしたような…(笑)
pm18:40頃 |
ハッと起きると既に近畿圏内!
舞鶴の町の明かりが既に遠くに見えている。
想像してたよりは短く感じた航海であった。
〜
pm19:30頃 |
船室で荷物を片していると、アナウンス。
「あと一時間ほどで舞鶴に到着」
「舞鶴の気温…20℃、天候は…雨です」
雨です…って…マジっすか〜(泣)?!
〜
pm20:30頃 |
ほぼ定刻どおりに舞鶴港・到着!
当然もう陽は落ちて真っ暗。
雨は、小雨がパラつく程度。
フェリーターミナルを出てしばらく走り、ローソンにて停車。
少し考える。
フェリー到着の時間帯が遅いコトから、
京都で1泊し帰るのは明日にするか…
はたまた
強引に夜の京都〜兵庫〜大阪間を走りぬいて何が何でも帰り着くか…
ふたつにひとつ!
で、結局
走って帰るコトに決めたものの、
それは当初考えていたよりも恐ろしい道行きになるのだった・・・。
vol.3 |
舞鶴周辺にも恐らく宿らしきモノも探せばあったに違いない。
健康ランドの類も一ヶ所は候補があった。
しかし、何となくここまで来たら一刻も早く帰りてぇ願望が強く、夜間強行突破を
敢行するコトにしたのだが、
今にして思えば、これが最も愚かな選択だったと思う(苦笑)
pm21:00すぎ頃 |
舞鶴を出発。
国道175号を進む。
※尚、この周囲は10月後半に台風で観光バスが水没・立ち往生した現場でもある。
一旦、市街地を離れると、次第に何もない田舎道になっていく…
辛うじて街灯が立っているのものの、相棒のヘッドライトも全てを照らしきれず。
夜の恐怖が始まった・・・。
時折、亡霊のように道にたたずむ標識を頼りに進むが、辺りには
並走する車輌は全くない。。。
最初は能天気だった心も次第に次第に辺りのシィ〜ンと静まり返った
不気味な雰囲気に呑まれていく。。。
走れど走れど、一向に町が見えてこず・・・。
漆黒の田舎道。
こういった経験はこの旅で何度か経験しているものの、夜間・長時間に渡っての
走行は久しぶりだった。。。
山道を走行していると、いつの間にか足元からサーッと音もなく沸いてくる霧・・・
容赦なく立ちふさがる不気味なトンネル…
相変わらず周囲は真っ暗…漆黒…
はじめて心の底から後悔(泣)
マジ、怖ひ!怖ひ!シャレにならん(泣)!!
何とか京都府・福知山市に到着。
コンビニにて軽食を済ませる。
ここらで多少道が分からなくなりつつあった。。(笑)
コンビニで地図を広げていると、ひとりのオッちゃんが話しかけてきた。
道を聞いてみるも、オッちゃんは飲んだくれだった(泣)
「あ〜そうなん?へ〜。じゃあ行きますわ。」
と何とか酔っ払いから脱出(笑)
しかし、依然・道はわからず。
国道175〜176に合流したいのだが、ツーリングマップルは再起不能(泣)
仕方なく参照している地図が旅アイテムのひとつ・全日本地図…
やはりとてつもなく大雑把・・・(泣)
何とか目的の国道176号に合流した頃、日付は無情に変わったのだった・・・。
vol.4 |
福知山を過ぎた辺りで気になっていたのはガソリン。
舞鶴到着時は満タンだった燃料も、迷走しているウチに目盛りイッコ分減ってしまう。
福知山にて一回だけセルフ・24hのスタンドを見つけて給油できたものの、
その後は走れど走れど、見つかるのは営業が終わって閉まったスタンドばかり・・・。
兵庫県を経て大阪まで100kmはあるだろうか…。
いかに低燃費を誇る原付といえど、ちと辛い。
不安は拭い去れないが、出発。
一路、兵庫県は三田市方面へと走る。
〜
前記で触れたとおり、やはり一度市街地を抜けると
恐ろしいほど真っ暗闇。。。
静寂の中、エンジンを切ると何も見えない程 漆黒の闇・・・
けっこう怖がりの自分としては一時期マジで意識がトびそうだった…(苦笑)
トンネルを通過する際は大声で歌ったりしつつ(爆)進む。。。
いや、マジでそん位怖いんす…(泣)
途中たまにではあるが、コンビニもちらほら。
コンビニの明かりを見つけてこんなにも安堵の息がもれるのか、と感心(笑)
店員さんに現在地なんかを確認できるのも安心するしね。
熱い缶コーヒーで温まりつつ進む。
丑三つ時も、気にせず漆黒の道をひた走る。。。
9月23日 |
ようやく兵庫県三田市までやってきた。
ダムとか田んぼとか、かつて訪れた面でそういったイメージの場所だったが、
やっぱりそんな具合(笑)
やはり何もなく、真っ暗な道路。。。
コンビニで休憩。
ガソリンメーターを見ると、既に残量は4分の1弱…
ヤバい・・・
ヤバい・・・
ここにきてガス欠か?!?!
走り出すも、相変わらずガソリンスタンドは全て閉まっている・・・
24時間営業のスタンドを血眼になって探しつつ、西ノ宮方面へ走る。
〜
三田市を抜ける。
メーターは…
ぐっ。ヤバい!
ガソリン計はもはやエンプティのEを指すか指さないか・・・
ガス欠!?の文字が脳裏をかすめたその刹那!
遠くに明かりが見える!
おお、アレはッ!!!
うおおおお!!出光や〜〜〜!!!!
やっとこさ見つけた24h営業のガソスタ!!
狂喜乱舞しましたヨ(笑)
満タンに入れてやると、相棒も心なしか元気になった気がする。
燃料に関してはこれで心配なくなった!
田舎の方はマジでガス欠に気をつけなイカン!っちゅーコトが
身に沁みてわかりました(笑)
vol.5 |
三田市を通過し、西ノ宮を経て宝塚へ・・・
もう漆黒の恐怖にも慣れてきた(?)ので、黙々と走る。
ようやく見覚えのある道へやってきた。
〜
地元の付近へ辿り着いた頃、新聞配達のカブとすれ違う。
ここらでやっと旅の終わりを実感する・・・。
9月23日 |
自宅に到着!
京都・舞鶴から結局、7時間ほどかかったんやな〜という感慨に
浸る余裕もなく、部屋に転がりこんで泥のように眠る。。。(笑)
かくして、ここに旅は終わりを告げたのだった・・・。
舞鶴〜大阪
走行距離:172.8km