50ccという、公道で最低排気量のエンジンでも
大阪〜北海道まで旅する事は可能だった…。

04年に身をもって確かめた事実…。
全身で確かに感じた不思議な感動…。

それらは、かくして・翌05年に再び旅に出る動機と相成った。

その後、約2年に渡る沈黙…

3年目にして夢想した遠大なる計画と、その挫折…

日本一短い国道への挑戦…

もっと走りたい…

もっと遠くへ行きたい…

歳月を経る毎に
アクセルを開けるように、…
徐々にその思いは加速と収束を繰り返す…。

BJ引退記念

総集編・第二夜
2005年〜2008年
哀、原付編



2005年8月
京都〜鳥取〜岡山へ
旅をする
年の北海道の旅を終え、原付単独による一人旅…その魅力に取りつかれた結果…
1年の休息期間を経て、2005年…。
2年連続の旅企画・発動の運びとなる。


※詳細は旅レポ参照のこと

K T O Survive Tour'05と命名されたそのミッション(笑)は、
京都<K>・鳥取<T>・岡山<O>・三都を主な経由地・目的地に設定し…、何と更に!
道中の宿営は、正規の宿をとらずにキャンプ場メインにてテントで夜露を凌いで行こう…!といった
取り決めを無意味にしてみたのだった…(笑)


そういうワケで、携帯アイテムは、前回・北海道の時のものに加えテントを装備に追加。


※アウトドア初心者ゆえ、キャンプ用品店の店主に相談した結果、選んだソロツー用のテント。




積載方法は、足元のステップ周辺にメインの大荷物を持ってくるスタイルはそのままに、
後部キャリアテント・シュラフワイヤーで固定する感じに落ち着いた。

準備・リサーチ・共に滞りなく整い、かくして、
2005年8月15日
原付ツー企画・第2弾が発動するのであった。。。


主な目的地は、前途の通り・京都〜鳥取〜岡山の三都市。


京都は…
日本海側・宮津市にある日本三景のひとつ・天橋立を、

鳥取は…
言わずと知れた、日本最大の砂丘・鳥取砂丘…そして、秘湯と噂されるとある温泉を、

岡山は…
Zガンダムのオブジェのある道の駅や蒜山高原などを、立ち寄りポイントに設定しての計画。

順調にいけば、4〜5日前後の旅となる目測にて、出発!



出発時の距離メーター

初日の目的地は、京都府宮津市…天橋立!

地元を走る道の中でも、私にとって最も馴染み深い国道である国道176号を北へ進む。

2005年8月15日
国道176号を北へ進む様子。
兵庫県三田市を抜けた辺りだろうか。

その田園風景が、地元周辺とはガラリと変わった
印象だった為、同じ国道でも少し距離を走ってみれば、
ここまで雰囲気の違うものなのだ…と、驚いたのを覚
えてます。

あと、ここいらは04年の旅の最終日…フェリー到着の時間帯
の都合によって真夜中の強行突破を余儀なくされたルート
でもある。
その時は、一寸先見えぬ暗闇の道路を震えあがりながら
走行していたワケですが…(^_^;)
時間帯によってはこんなにのどかな表情を見せるのだな〜
と、そういう事も思ったりしました。
同日
道の駅 シルクのまち かや

休憩がてら立ち寄る。
SL?の客車のようなモノが広場に置いてあり、
何となく撮影…しておいて良かった。

当サイトのどの旅企画においてもそうなのですが、
旅の初日は何故か撮影する写真の枚数がとっても
少ない…といった傾向にあるようで…(^_^;)
何ででしょうねェ…(笑)
初日は走るコトで一杯一杯なのかな?

とりあえず、
目的地の天橋立まで、あと少し…といった地点。




2005年8月15日
天橋立・周辺へ到達★
写真・奥の水平線上にみえるのが天橋立。
松林と砂浜が約2kmに渡って続く、特徴的な景勝地。
見物は翌日にして、とりあえず程近い位置のキャンプ場へ向かう。



事前にリサーチ済みの天橋立キャンプ場に到着!

ここは、サイト内に乗り入れ可能★
手続きを済ませ、利用料金を支払い、
いざ・初の設営へ…!
自宅で設営演習(笑)を繰り返していたものの…
若干・苦戦しつつ…何とか、テント設営完了

ただ、夕刻〜夜半にかけて雨が降ったのは予想外…でした(^_^;)

かくして、初設営のテントにて一夜を過ごす。






2005年8月16日 朝
昨夜降ってきた雨は止み、お天気はすこぶる良い(^−^)★

装備に組み込んだガスバーナーでコーヒーを沸かしてる図だったりします。。
尚、メットは雨防御<2重ビニール>を施して、相棒のフックに吊るしていた様だ。
よくよく考えれば、『テントの中に持って入ればいいやん…』 ですよね(笑)




天橋立

2005年8月16日

テント撤収後、
日本三景のひとつ…天橋立にやってきた!

写真奥の橋を渡れば、松林と砂浜が約2kmに
渡って続く…
という、一風変わった景勝地がある
ワケであるが…。

この天橋立。
125cc以下の自動二輪<原付含>ならば、
なんと!内部を走行可能なのである!

その事実こそが、ここを立ち寄りポイントのひとつ
にした決め手でもあった…のだ・が?

入口付近にて見つけた↑看板によれば、
どうやら、この時期<7月16日〜8月21日>
午前9時〜午後4時迄の間は、普段は走行可能な
ハズの原付であっても例外的に通行止め…となるようだ(^_^;)

恐らく、海水浴場として開放される時期…その絡みだと思われる。

そして、
この時、時間は…よりによってなんと・9時になるかならぬか…
といった時間帯だったんです。。。(^_^;)

フツーに渡ってしまったが…
案外ギリギリ・アウトだったのかな(笑)?

というワケで、堂々と?エンジンをかけたまま
天橋立・内部へ侵入し、走る。

左を見ても、右を見ても、
延々と続く松の木と浜と海…

とてもシンプルな場所ですが…

不思議と飽きずに楽しめました★

道は基本的に砂利むき出しの未舗装路
しかし、キチンと手入れが行き届いているので、走りやすい。

そして稀に、同じように遠方から2輪車で来たっぽい人も居た。



というワケで、無事・第一のチェックポイント?
天橋立、クリア♪
なお、この1枚。通りがかった老夫婦がご親切にも
『兄ちゃん、撮ったろか?』と声をかけて下さったんです。
セルフ以外では、貴重な?ツーショットですねェ(^−^)


天橋立を後にして、今度は一路・西へ向かう。
写真は、京都府道53号線
丹後半島を迂回するルートを選んだ為、道は次第に峠へ差し掛かる。
目指すは鳥取県である★




鳥取県に突入して間もないタイミングの図。
場所は、県道155号
日本海側の県道は、豪快な絶景が広がっており、
天気も良く、気分爽快★





鳥取砂丘

日没前に、鳥取砂丘・周辺へ到着。
本日の野営地・柳茶屋キャンプ場は、ななな・なんと!
利用料金・無料!という夢の様な場所だ。
早速、設営。
干しているバスタオルは、ここに来る途中立ち寄った
入浴施設で使用したモノ。
とりあえず、テントに荷物を放り出し、目と鼻の先にある
砂丘に遊びに行く事にする。
勿論・ひとりで…(笑)


身軽になったBJを駆って、やってきた
砂丘の入口・周辺
キャンプ場から自走で僅か数分の距離です。




鳥取砂丘
日没間近という事で、砂丘を散策する人もまばらになり始めたので…

こ〜んな事や…(笑) 
こ〜んな事して、遊んでました。
そう…たった一人でですよ(笑)

馬の背と呼ばれる砂丘内の巨大な丘陵をヒ〜コラ言って
登りきり、そこから眺めた日本海へ没する落日…。
実に綺麗でした。
柳茶屋キャンプ場へ戻り、まったり過ごす。
この時、ガスランタンを初使用。
キャンプの雰囲気がグッと増しますね★
荷物になりますが…(^_^;)

そんなこんなで、旅2日目も無事・終了。






2005年8月17日
一夜明けて、再び鳥取砂丘へ…
えっ、砂丘は昨日・存分に堪能したハズじゃあ…(笑)?
いえいえ、実はやり残したことがあり申して…。
果たして、その目的は!?




鳥取砂丘に再び訪れたワケ…
それは!
ラクダに乗りたかったが為でした(笑)

昨日、到着時点でラクダさんの営業時間が
終了しており乗れなかったんです。
というワケで、出発時間を遅らせてまで、
営業開始時間を待ったのでした。。。

感無量(笑)

『フハハハハ待っていたぞ、ケンシロウ!』

気分は世紀末覇者・拳王…(笑)?






鳥取砂丘を満喫?し、出発。国道9号に乗る。
日本海の風を全身で受け止めつつ少し西へ進み、のち・へ進路変更。
今度は岡山県を目指す。


国道179号を南下し、やってきたのは三朝温泉
写真の河原風呂は、無料・混浴・24h開放…と三拍子揃った名湯。
ラジウム含有量・世界一らしい。
よく分らんが…(笑)、身体に良い…ってコトなんかな?
ちなみにすぐそこは温泉街。
写真のように簡易脱衣所?がチョコッとあるだけで、周囲から丸見え…(^_^;)
やや恥ずかしいが、思い切って入浴!
半端なく熱い湯でしたが、山間部を走ってきた身には、ありがたかったです★


三朝温泉で温まったのち、再び南へ…
国道179号〜482号を経由し…
そして、ついに岡山県入りを果たす。




岡山県北部に到着し、やってきたのは蒜山高原
今夜の野営地は、その山麓に位置する蒜山塩釜キャンプ場
日本の名水100選のひとつに数えられる水が沸いている場所
だそうな。

緑深く、空気のうまい、良いキャンプ場です★

今夜もガスランタンが活躍?
ちなみにこの時は…
食料買い出しを忘れて、道の駅で買った
天然酵母パンで飢えを凌いだ夜でした…(笑)
とりあえず、そこそこ予定通り?に旅3日目も消化。





2005年8月18日
キャンプ場を出発。
蒜山の山々に大容量のがかかっており、その圧巻の光景にしばし足を止めてしまう。


蒜山高原より、国道313号を少しへ下った箇所に、湯原ダムというのがあり、
そのダムの直下に、これまた無料・混浴・24h利用可能な天然露天風呂がある。
というワケで、やってきたのがその湯原温泉・砂湯である。

午前9時頃…
人気もあまりないかな?と思いきや、そうでもなかった。
先の三朝温泉で吹っ切れた?部分もあり(笑)、ここでも迷わず入浴♪
写真は入浴直後の図だろうか。
タオルを干すのに、洗濯バサミがその本領を発揮した瞬間かもしれない(笑)



岡山市内方面へ向かう道すがら、
道の駅・久米の里に立ち寄る。

そう。
ここ こそが、岡山県2つ目のチェックポイント!
ゼータガンダムのオブジェが鎮座する名所である★

位置は、湯原温泉より更に南下し、国道181号に合流。
東へ20kmほど走った場所になります。

このゼータ像、近隣の住人が個人で制作したとの事!
原寸ではないものの、凄いクオリティ!
気合い入り過ぎですよね♪
ゼータファンとしては、
相棒と並べた1枚をゲットできて幸せでした(^−^)★


あと、この道の駅にて
ツーリングマップルに、ジャンピー味のアイスがオススメ!と
あったので、食ってみる。
ジャンピーって…なんや?
そう思ってたら、どうやらジャンボピーマンの略らしい(笑)



更に岡山市内方面へ向かうその途中…
ランチタイム終了までに、とある料理店へ辿り着きたい!
そんな欲目をだしてしまい、ショートカットを図るべく、ルートを県道52号へシフトする…も?

不覚…!完全に道に迷ってしまう(^_^;)
迷い込んだ写真の道路は、恐らくもはや県道ですらない山道だ(笑)
この道幅の狭さで一方通行でないのだから驚きである。
岡山、おそるべし…

何とか岡山市内へ辿り着いた直後、
無情にも日は暮れる。

そして…
この日、マップで位置を確認して辿り着いた
市内某所のキャンプ場
まるで人気がなく、不気味に静まり返っており
尚、周囲を偵察してみる…と?

ななな、なんと。↑…というコトらしいorz
表示された番号に電話してみた…が、繋がらない。
恐らく、役場のようなトコで、既に誰も居ないのだろう。

申請…明日でいいか?とりあえず寝ちまう?
などとも思ったんですが、他の利用者ゼロ…といった
静まり返ったな雰囲気に当時は慣れておらず、
野営を断念する結果となる。。(笑)

地図上の情報のみで安易に動くと、
時に痛い目を見る事がある。

のちの良き教訓になったのでは?と思います…(^_^;)

結局、この夜は岡山市内の健康ランドのお世話になりました。

全日程を野営で凌ぎ切る…といった予定が、旅4日目にして崩れたのは
残念でした…が、アウトドアばかりで過ごして来ると、
テント設営&撤収の手間などから解放された健康ランド泊が
非常に心地よく感じもし、複雑な思いを抱えつつ…(笑)、
4日目の行程・完了す★








2005年8月19日

旅の最終日。
健康ランドを出て最初に向かったのは、
昨日行きそびれたとある中華料理店

ここは、専門学校の同期のコの実家。
AM11:00開店だそうなので、休憩など
挟みつつ時間調整し、到着。

食したランチ・『彩彩膳』!
そのお値段、¥1600(゜o゜)
まあここまでテント泊メインで宿代は比較的・浮いてるので、
こういった所で還元せねばね…(笑)

ボリューム満点!
メチャクチャ美味かったです★







少し早いランチの後、自宅へ帰還すべく
国道2号東へ走り出す。
…。しかし、我ながら。何と味気のない写真だろ〜か…(^_^;)

当時の自分に対して言いたい。
旅・最終日なんやし、もっと写真撮ろうぜ!と(笑)




14:40
兵庫県姫路市。

当初の予定にはなかったが、
世界遺産である姫路城へ立ち寄る。

青空に、白鷺城の二ツ名をもつ城郭が映えて
非常に綺麗でした(^−^)★

この時は、のちに2度・3度…と再訪する事に
なるとは夢にも思っていなかったですねェ。


都心部に近付くにつれて増えてゆく
国道2号の渋滞箇所を掻い潜り、

16:30
兵庫県明石市・到着。
というワケで、小腹も減ったし
名物の明石焼きを食す。

これ大好物なんです(^−^)♪


8月19日 20:00
自宅へ帰還★

4泊5日の旅、滞りなく終了。
帰還直後の距離メーター。
総走行距離、818.2kmの旅となった。


前年の北海道行きから、およそ1年空けて決行された'05年・西日本の旅

それは8月半ばという、シーズン真っただ中の道行きだったので、
出会う景色、感じる空気も、非常にそれらしい素晴らしいものだったと、
当時を思い返します。

そして、この05年の旅の大きな特徴としては…やはりテント泊…!
これに尽きるのではないかと思います。

ツーリング=テントで野宿
みたいな憧れにも似た妄想(笑)?が当時・自分の中にあり、アウトドア初心者で
あるにも関わらず、気がつけば、アウトドア用品店へ走っていました(笑)

当時は、まだ野宿するゆとりも知識?もなく、正規のキャンプ場を点々と巡る感じ
になったワケでありますが、のちのツーリングにおいても・この時のテント泊の
ノウハウ?のようなモノが確実に生きていると思います。

K<京都> T<鳥取> O<岡山>…と三都をメインの経由地に据えて
8月15日〜8月19日…4泊5日という、比較的短期日程にて望んだワケですが、
バランス良く方々を回れた、成功の部類に入る?旅であったと思います★

また当時、巡った幾つかの名所は、のちのツーリングにおいて再訪する事に
なるワケですが、中国地方…その魅力あっての事なのだな〜と思いつつ。

京都・鳥取・岡山の三都の中にも
まだまだ巡っていない場所も無数にあったりしますので、またいつか訪れてみたい!
そう願って止みません。



2006年〜2007年
原付ツー封印期
04年、05年、と2年連続で原付による旅企画を実行し、そのレポをこうしてWEB上で公開
してきたワケですが、その活動にも休止期間があったりしました。

2006年・2007年
この2年間は、長距離走って旅をする…或いは日帰りでツーリングする事さえ、ほとんどなかった
ある意味・エアポケットのような時期?ですね(笑)


その要因としては、
まあ・月並みに人並みにプライベートが多忙になりつつあった時期だった…とでも申しておきましょうか。。
先の2回のロングツー以降、新たな構想もあったりしたのですが、何となくそれも決行に移せず。

しばらくは、サイトもほぼ放置状態が続きます…(^_^;)


ただ、
原付に乗ること…
それ自体の楽しさ?は変わらず・常に・心頭に抱いており、相変わらず何処へ行くにも、
どんなに近場の用事だろうと遠い場所の用事だろうと、出かけるのはBJと一緒でした。

そんな毎日の中、
07年3月4日・日曜日…仕事帰りの道中にて。

遂に、相棒の走行距離が乗り出し以来…10000kmを突破!
禁断の5ケタの領域に突入した奇跡的な瞬間を、カメラは捉えていたのだった(笑)★


ドン!


ゴゴゴゴゴ……


メギャンッ!!

未知への扉、開かれ…走行距離・限界突破!といったトコロでしょうか(笑)


〜〜

07年暮れ頃、
翌年に、実に3年ぶりの旅企画を自分の中で構想し始める。

沈黙の時期は、終わりを告げる…はずだったのだが!?








2008年
復活の狼煙…!?
08年…

3年ぶりのロングツー企画を掲げ、サイト更新も再開。
夏頃の出発を目指して、企画・準備等を進めていた…のだが?

運命の悪戯か、神の気まぐれか、
まるで見えない力に翻弄されるかの如く、様々な障害が立ちふさがり、結果・企画は実現に
至らなかったのだった。。。


Ωドライヴ…と称された、08年度の幻の旅企画…。

その概要を今ここに種明かしすると…
目的地としては、これまで訪れた事のない九州・沖縄方面にウェートを置いたモノでありました。

沖縄本島…そして更にその西の彼方に浮かぶという離島の数々…

石垣島〜日本最南端の波照間島、同じく最西端の与那国島なんかに原付で上陸する…!
といった事が肝となる企画だったワケです。

しかし!

準備と並行してリサーチを進めていると…?
石垣島へ渡るフェリーの航路・その詳細が、ネット上で中々見つけられず。

ふと嫌な予感を感じ、更に詳しく調べてみる…と?

なんと…原油高騰?などの煽りを受けた為か…
あろう事か、沖縄本島〜石垣島を結ぶフェリー会社経営破綻・運休・事実上・倒産している事実が
急浮上したのでした。。。(^_^;)


与那国島や波照間島…といった、南西諸島の離島の多くは、
本土や沖縄本島から直通航路が存在せず、必ず石垣島を経由しなければ辿り着けないワケである。

その、肝心の石垣島へ渡る手段が事実上・消滅してしまったワケで。。。あります。。。。orz


こういったお遊びアイテムまで用意していたのですが…(笑)
とりあえず、当初・企画の目玉だった離島への渡島手段が断たれてしまった…というワケで。

急きょ、計画を練り直す事を余儀なくされる。

沖縄本島までの旅…としてしまうか?
それとも、しばらく様子をみて航路復興のメドが立つのを期待するか?
それとも、目的地そのものを別の場所に変更…?

う〜む…

と悩んでいた頃・・・

もうひとつの悪夢が襲う。

腰、破壊・・・(笑)


いつの頃からか、仕事していて腰に違和感を覚えるようになる。
違和感は、いつの間にか・激痛へと変化し、

腰、臀部、に加え、右足大腿部〜足首の辺りまで・・・深刻な坐骨神経痛に襲われる。


…。
08年度の旅計画をストップさせた決定的な要因…。

腰椎椎間板ヘルニア・発症…だった…(^_^;)


※椎間板ヘルニアというのは、脊椎の髄核と呼ばれる核のような部分がハミ出してしまう病症で、
その出っ張った髄核?が、神経を圧迫する事で、足腰などに耐えがたい神経痛を引き起こす病気です。



そんな事もあり、
当初は長時間に渡って原付に乗る事・自体が不可能に近い状態となり、
実は一時・サイトを閉めてしまおうと思った事すらあったりしました。。。(^_^;)


旅の準備は整えど、
目的地に至る手段を断たれ、旅に耐えうる身体を維持できず……

しかしながら・旅に出たい気持ちを悶々と抱えつつ、迎えた9月…。
今のところ…とてもじゃないが長距離の遠乗りではないが、日帰りツーリングならば出来ないだろうか?

そんな苦し紛れ?の心が、奇しくも当サイト・最短ツー企画外伝を産むきっかけとなった。




それはさて置き、
この頃、大規模な旅に向けて準備していく上で、相棒のメンテの状況や某誌に当サイトが初掲載された
事など、色々と変化があった時期でもありました。

まず
2008年8月
 
スクーターカスタムマガジン・モトチャンプ08年9月号原付通が掲載される★
編集部の方から、事前に「掲載の可否」のご連絡を頂き、2つ返事で了承!
HP探検隊というコーナーにて、素晴らしい文章で紹介して頂きました。
どノーマルのBJで旅している当サイトですが、こうして取り上げて下さった事に感謝♪


2008年9月

この夏の旅企画発動の可否に関わらず、先の走行を見越してメンテ
特に駆動系は購入時より全く手を加えていなかった為、かなり心配だった。
で、バイク屋さんを訪問。

Vベルト、ウェイトローラー、プラグをそれぞれ交換。
街乗り程度ならば、まだ行ける感じだったそうだが、替えるに越した事はなし。

実際・若干低下気味だった最高速などが、
この一連のパーツ交換によって、購入時のような伸びを取り戻したのは事実。
これで、当面は大丈夫?






2008年9月
外伝
日本一短い国道を突破せよ…!
んなワケで…

腰痛・フェリー航路の消滅…など、思いがけないイレギュラーな事態が次々と勃発し、
長距離・長期間の旅企画は、ひとまず中止を余儀なくされる。

そんな中、
せめて…日帰りでどこか行きたい。
そういった思いがあり、どこか適当な場所はないものか・・・と探していた所。

一か所、
ちょっとネタになるかもしれない…みたいなスポットが浮上する。



国道174号…。
神戸市中央区〜神戸港を結ぶ、3ケタ国道。

その総延長…187.1m。

…ん?mって…メートル(笑)!?

・・・。そう、日本一短い国道というやつである(笑)

その道路が、自宅から日帰り圏内である神戸に存在する…というのだ。
これはもう行ってみるっきゃない(笑)★


そんなワケで、
足腰の回復具合を測る意味も込めて、ツー企画始まって以来・初の日帰りツー企画が実現する。

2008年9月10日


やってきたのは、神戸市中央区
国道2号を走っていると、このような標識が!ついに来た★



日本で一番短い国道です…
ちゃんと書いてあります(笑)

頭上を走るのは、
国道43号と…阪神高速3号かな。

とりあえず、走って…みるか★



…と思ったら、あっという間に完走
走行時間、およそ・30秒ほどだろうか…(笑)





走破前の距離メーター。 走破後の距離メーター(笑)
あまりに一瞬の完走だった為、
写真は2往復後ぐらいしたアトだ(笑)


逆三角の標識・通称オニギリと記念撮影
それにしても。
国道2号とクロスするこの界隈はなんと片側5車線
ものすごい広さだ。。。
原付は5段階右折ぐらいしなけりゃならない勢いですね…(笑)




というワケで、日本一短い国道を制覇した?のち、
時間も余ったので、その至近距離にあるメリケン波止場へ来てみる。

この港からは、四国・高松行きのフェリーが運航しているのだが…
この時、その事はまだ知らず。
阪神大震災で傾いた街灯…そしてそのバックの水平線を、ただ眺めるのであった……。








2005年〜2008年のBJの物語
如何だったでしょうか。。。

比較的短期ながら・テントを装備して野営する…といった試みを試した05年の旅
そして、それを最後にしばらく続いた沈黙の時期…。

更に、
復活・そして、最後の旅企画!と意気込んで計画した08年
計画の頓挫…(^_^;)
衝動的に走った日帰りツー。。。。


何も考えずに、ただただ娯楽を追い求めて望んだ04年と比べて、この数年は色々と
変化・そして停滞を繰り返した微妙な時期だったと思います。


沖縄の石垣島や与那国島…といった離島への挑戦が封じられた事は、何よりも
ショッキングな事実でありました。
それらの航路は、2011年現在も運休状態が続いており、相変わらず航路復帰のメドは
立っていないようです。

素晴らしい海やキャンプ場、そしてDr.コトー診療所…(笑)
いつの日か、愛車と共に降り立ってみたいものですね。


そして、
腰椎椎間板ヘルニア発症も、これまた痛恨の誤算でありました。。。(^_^;)
幸い・ここ最近は大分症状も落ち着いており、長距離走行もフツーに可能…といった状態まで
回復する事ができたワケですが。

当時は、マジで心身ともに参っておりましたねぇ。。。(笑)

まあ、そんなワケで。
翌年の09年。
出来なかった事、色々な焦燥感…それらすべてをリセットする意味も込めて、
再び東へ西へ旅する企画を打ち上げる運びとなるワケです。

次の第3夜では、その09年の旅〜翌10年最も記憶に新しい四国の旅…
そして、BJ引退までをまとめたいと思っておるのですが。。。。

凄まじいボリュームになりそうだ。これ…(笑)
果たして、ちゃんと収まるのかな。

とりあえず、なるべく早くお送りできるよう努めますので、次回ものほほんとお待ち下さい★



...To Be Continued
第三夜へ続く

BJ引退記念
ノモッティー&BJ&JOG

◆座 談 会◆
其の弐
はい!という事で、始まりました。座談会!第2回!
え…まだやんの?
勿論!今回と、あともう1回!
だから、もうちょいテンション上げて行こう♪

はいはい。
今回は素敵なゲストをお招きしております★

ほう。
今月から新たに原付通の案内人?となります。
YAMAHA JOG君です!どうぞ!


あ、ども。初めまして。JOGです。
よろしくお願いします★
はいどうも!よろしくです。
これから原付通を盛り上げて行って貰いたいですね。

先輩として、何かアドバイスとかありますか。BJ君?

あんたも大変なヤツのトコロに来たねぇ。。。
苦労するよ、きっと…(笑)

はあ…そうですか…(^_^;)


ははは(^_^;)
ま、まあそれはさて置き。

今回の総集編・第2夜では、05年の旅〜08年までの時期を
ダイジェストで追ったワケですが。
どうでした、BJ君?

まあ、あれだね。
もうちょい、メンテをマメにして欲しかったね。

う”…それは…
そうですね。ごめんなさい。。。

印象に残った場所とかあったら…って、これは前に聞きましたが。
やっぱり?


うん。覚えてねぇ。


やり難いねぇ…
え? な・に(怒)?
あ、いや。何でもないです。。。

あ、ちなみにゲストのJOG君は…これから行ってみたいトコとか
あったりしますか?

う〜ん…そうですね。
その与那国島とか、石垣島とかってのが気になりますねぇ。
やっぱり。



なるほど。
私も是非行ってみたいんですが…
石垣島行きの航路の復活を祈るより他ありませんね。


コイツはマジで…行く気だ…
気をつけた方がいいぜ、兄ちゃん。
はあ…そうですか…(^_^;)

いらん事言わんでいいよ(笑)!

ま…まあ、とりあえず。
総集編も、次回で完結…という事で。
次もこの3人でお送りしたいと思っております★

それでは、また次回!お目にかかりましょう。

お送りしたのは、ノモッティーと…
……ふう…BJと…
………。あ、すんません。
JOGでした★




See You♪

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