写真館2010


9月17日
愛媛県西予市〜
高知県・四万十川流域〜
足摺岬〜
幡多郡大月町・樫西海岸



無理せずキチンとした宿で休んだお陰で、体力全快★
ステータス異常・ 『睡眠不足』 も解除(笑)!

おまけに昨夜のビジネスは、屋根のあるガレージが魅力でした。
荷物をまとめて、出発しま★


●全快★
AM 7:24

道中のコンビニに停まって、朝飯。
宿に居た時からなんですが、山側を中心にすっごい霧が出てます…(笑)

昨夜の宿のご主人によると、ここらは盆地になる為、朝はだいたい霧に
包まれるらしいが、こうして霧がでた日はよく晴れるらしい★


●霧というか…靄というか…
AM 7:53


四万十川周辺に向かうべく・国道320号を東へ進行中!
空は雲ひとつない晴天★
ワインディングが気持ち良く快走できる道です!


日向と日陰の温度差がすごく顕著です。


●国道320号
AM 9:03

道の駅・広見 森の三角ぼうし
ノスタルジックな赤い郵便ポストに目を惹かれた。



道の駅・虹の森公園まつの
写真・奥を走る列車の駅舎の中には、低価格で利用できる
入浴施設があるとか…!
芝生エリアも豊富で、野宿にはもってこい!なロケーション…。
要・チェックや(笑)!



●道の駅×2

当レポのトップ画像にもなった1枚ですね。
国道381号。
そろそろ愛媛県と高知県の県境にさしかかる…といった位置でしょうか。
四万十川へ向かう道は、マイナスイオン漂う山岳ルート!
これぞ・四国!といった雰囲気です。


●国道381号

遂に…日本・最後の清流と呼ばれる四万十川流域へ到達!



強烈な紫外線は真夏のモノと比べて遜色なし…
立ち止まると、ただ・ただ暑い…orz
でも景観は本当に素晴らしい場所だらけです★★


●四万十川
AM 10:35

日光が当たる位置は凄まじく暑い…。
でも日陰に入れば、まるで天然のクーラーのように
冷んやりした風が心地よい。。

ん、この1枚…何か写ってる?
この自然溢れる土地です。
精霊・妖怪・何が出てもおかしくない雰囲気ですよ…(笑)


●国道441号

噂にきく・沈下橋というヤツに初遭遇!
これは岩間橋という橋らしい。



さっそく、渡ってみます★



欄干が全くなくて、かなりスリル満点です(笑)
渡る途中に川を見下ろすと、澄み切った川面が…美し過ぎる…★




川が氾濫した際には、橋が沈むから沈下橋…。
しかし。この立派な橋が沈む…って。
どんだけ増水すんねん?って感じですね。。。(笑)



橋のたもとは、河原まで歩いて降りる事が出来ました★
魚が泳ぐ姿がクリアーに見てとれる程、水が本当に澄み切ってます。

橋が水面に綺麗に映る姿は…言葉になりません。




●沈下橋
AM 11:15

沈下橋を後に、国道441号を更に南下する途中、
位置でいえば 『中半』 という場所の周辺にて、工事中のエリアに出くわし、
警備員さんに制止される。



いつもの片側・時間差通行かと思いきや、警備員のオッちゃんによれば
『正午まで通行止めになってまして…もう少し待って貰えますか?』…との事。
あと15分ぐらいかな。
とりあえずは、そんなに急ぐ身でもないので、後続車と共にのんびり待つコトに…。
ちなみに、我々が先頭でした(笑)



●とおせんぼ
AM 11:48〜PM12:00

渡る予定のない橋でしたが、なんとなく立ち止まってしまった。


●コスモスと橋


四万十川の上流を下ってくると、一旦・町に出る。
ここは中村という古都で、土佐の小京都と呼ばれているらしい。
昼食を挟んで、足摺岬目指して更に南下します。


●古都・中村
PM12:48

四万十川も、海が近づくにつれてどんどん規模が大きくなってくる。
上流の穢れなき神秘的な雰囲気はもうないが、絶景ではあります★


●四万十川・下流

中村以降、国道は321号にシフト。
足摺方面へ向かうルートは、一時的に山岳部も通過する。



ゆく手に待ちうけるのは、ミドルクラス・強のトンネル。
慌ててグラサン外します(笑)


●野を超え・山越え…

国道321号にて南下し、海に出るか否か…といった地点にて。
ふと、道すがら・どこかで見たコトのある小さな建物…!こ、これは!?
そう、ここも『ロケみつ』の四国一周ブログ旅にて登場した場所です。
元々、お遍路さんが安価で宿泊できる宿坊のような施設らしいです。


●一心庵
PM 1:50

国道321号はやがて、豪快な海沿いルートへ変貌してゆく…!
四国に渡って、初の太平洋!



別角度より。
国道のちょっと脇にあった、よくトラックとかが休憩してそうなポイントです。
こういう場所は、安全に写真が撮れて良いね。


●太平洋!


ちょっと南国風(笑)?
とりあえず、ただ・ただ…暑い…orz



●大岐海岸

若干、ルート選択ミスがありつつも…(笑)、
何とか到着!足摺岬!
この場所こそが、四国最南端★



駐車場脇に立つ、ジョン・万次郎の像。
逆光で、どう頑張っても『車田マンガの謎の男風』になってしまう…(笑)



駐車場から遊歩道を歩いてゆくと、
足摺岬灯台が見えた。



灯台も、テクテクと歩いて行けるみたいだったが、
今回はパス!
とりあえず、暑さでそれどころでは…(笑)




展望台には『四国最南端』の石碑があった。
佐田岬のようにセルフでネタ撮影?したかったが、
この石碑の形状…自撮りじゃあ、無理ですね(笑)



●足摺岬
PM 3:27

足摺岬の遊歩道にて。
ネコが気持ち良さそうに寝そべっていた。




しばらく眺めていると、更にもう一匹現れる。


●足摺 Cats

足摺岬を出発した直後、38番目の札所・金剛福寺という寺院に遭遇。

今回の旅、タイトルを 『VVV遍路September』 と題打っているものの・基本的に
札所巡りはしない方針でした…が、
あまりに唐突に眼前に現れたので、つい・記念撮影してしまいました(笑)

しかし、この足摺岬周辺へ至る道は原付ですら並大抵のモノではなかった。
同じ道のりを歩き遍路している人達に、改めて敬意を感じました。


●第38札所・金剛福寺

足摺岬を後にして、県道27号の西側を北上する。



左手に海を見ながらの快走路…かと思いきや?



途端に、山岳ルートに変貌…!
この道……さ、先が読めん(笑)
しかも、このエリア…、一車線2通行。。。
対向車が同じ車線でも、容赦なく向かってくる。
おまけにガードレールすらなく、道の端は崖…。
デンジャラスすぎる…。
これが、県道…いや、険道というヤツか…(笑)



当然、トンネルもあったり。
幸い・そう大した規模のモノではなかった。



トンネル脇や、その他・至る場所に表示がされていて笑った。
この県道、
通称…ジョン・万次郎ロード。
…略して、ジョンマン・ロードらしい…(笑)
ウケ狙いなのか、大真面目なのか……分からん…(笑)


●ジョンマン・ロード

恐怖の険道?
ジョンマン・ロードを突破し、今度は国道321号に復帰。
一路・西を目指す。




この界隈の国道321号にも、『足摺サニーロード』という愛称が付いている。
さっきのジョンマンロードといい、愛称を付けるのがトレンドなのか…(笑)?
まあ、景観が素晴らしいのは事実。


●足摺サニーロード

これから目指すのは、幡多郡・大月町に位置する樫西海岸という場所の
キャンプ場。
足摺岬からそこへ至る、まさに中間地点にこの道の駅がある。
施設入口には幌があったりして、野宿ポイントとしては申し分ないのだが…
とりあえず先へ進むコトにする。


●道の駅
めじかの里 土佐清水
PM 4:47

地方の国道にて、工事中のエリアでよくみられる時差信号?
久々に見たので、ナンか写真撮ってしまった(笑)
これ、突発的に来られると、見落として無視して行ってしまいそうで怖い。



このカウンターがゼロになると、信号が青く点灯し、
こちら側が通行可能となる。


●時差信号?

何とか、日没前に到着した樫西海岸。
ここは、樫西園地という公園の展望台。



まさに、陽が沈む直前…ギリギリ・セーフ(笑)!



TM曰く…
『変化に富んだ海岸線と島々の織り成す風景が美しい』とのコト。
納得!
180度の大パノラマは、本当に素晴らしい景観です★



落日…朱色に染まるおだやかな海…
潮騒がやさしく耳を打つ…。
しかも、他に人っ子ひとり居らず…、自分ひとりです。
この景色を…時間を…独り占め…。
贅沢すぎます。。。


俺はこういう景色に遭いたいが為に…旅しているのかもしれない…。


●樫西海岸樫西園地展望台
PM 6:04

この展望台は一戸の建物の屋上部分。
建物自体はトイレとシャワールームになってます。
で、公園の敷地内に無料でキャンプするコトが許可されているワケです。
さてさて、どこに設営しますか…。



夕陽が余りにも綺麗で見とれていたら、あっという間に暗くなってきた…



慌ててテント設営!
設営場所は、迷った挙句…
展望台に強引過ぎるぐらい強引に張ってみた…が(笑)?



設営
PM 6:42

1階部分には電灯があって、トイレの電気を一緒に付ければ、そこそこ明るい。
で設営後、そこで弁当を食ったりしてくつろいでたんですが、展望台のテントから
荷物類を取りに、行ったり来たりしてるウチに面倒くさくなってきた。

なんで、急きょ・テントを階下に移設!
中のモノを出して、テントをそのまま担いで降りました(笑)
風もそんなに吹いてなかったから出来た荒ワザです。


●移設

ここには、トイレの建物の中にシャワールームが完備されています。
恐らく・海水浴客の為のモノでしょう。
よって、お湯は出ないんですが、この暑さゆえ・問題なし!
てなワケで、汗を流す★

トイレ同様・男女別ルームとなっている上、キチンと鍵もかかります。
特別綺麗なワケではないですが、汚くもない。素晴らし過ぎます★
お陰でサッパリできました。


●シャワー完備!

道の駅と違って、キャンプ合法地。
しかも、他に誰も人は来ず…。
野営ポイントとしては、旅はじまって以来・最高にリラックスできた夜でした。

※た・だ・し…虫が異様に多くて、それだけが不快でした(笑)



●就寝

昨夜、ビジネスで一泊したのはマジで大正解でした!
体力全快!しかも天気も抜群に良かったコトもあり、
テンションMAXで、四万十川・足摺岬の2大チェックポイントをクリア★

マイナスイオン溢れる四国の澄んだ空気を思いきり・肌で感じた1日でした。

 


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