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◆旅13日目◆
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AM6:00 起床
紋別ビジネスホテル・ステージの窓から
見えるのは、への字型の屋根の民家。
豪雪地帯によく見られる光景。
北国にきた事を実感。
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AM6:47
ビジホより500m程の辺りにある、とある場所へ
原付を走らせる。
荷物はまだ宿に置いたまま。
出発の前にやる事があったから。
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やってきたのは・・・??
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そう、コインランドリー!
前回・洗濯したのは、5日前。
函館以来…ぼちぼち、手持ちの未洗濯・衣類が
尽きかけてきていたので、ここでランドリる事に★
向かいにコンビニがあったので、朝食を手軽に
済ませつつ、洗濯+乾燥。
のんびり待つ。
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洗濯機が回っている間…ヒマ?なので、
北海道に生息する恐怖の生き物をひとつ紹介。
正式な学名なんかが分らぬので、便宜上・
モスラ …と呼ぶ事にする(笑)
このバカでかい蛾・・・・
どうやら北海道内の一部地域で大量発生しているらしく、
これまでの道中でもあらゆる場所で遭遇…(^_^;)
コンビニなんかにもフツーに入ってくるが、
店員さんも、お客さんも、地元の人間は一人として
うろたえる様子も怖がる様子も見せない。
かくいう私はというと……
出くわす度に絶叫しまくり・・・
異様な軌道で飛んでくるヤツらをシャドーするボクサーの
ようにかわして逃げまどいまくる…(笑)
あと、数日前の洞爺湖においては、コイツにまつわる
語るもおぞましい体験を致しました…(T_T)
※詳細はその内、旅日記にて触れたいと思います。
このコインランドリー周辺にも、異様な数のモスラどもがいたので、
気持ち悪かったが良い機会なので記録の為に撮っておく(笑)
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AM8:46
洗濯・乾燥は終了し、パッキングも完了★
ちょいとまったりし過ぎましたか。
では、出発!
とりあえず、目指すは東。
網走方面〜
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◆出発〜紋別〜湧別〜サロマ湖◆
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国道238号を東へ走る。
牧場が多い。
時折、凄まじい臭気が鼻を襲う(笑)
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AM9:30 湧別町
道すがら、なんとトトロに遭遇(^−^)
和みますねェ…★
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名もなき十字路にて・・・
※以下・4枚…同位置/別角度にて撮影。
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東・・・・ |
南・・・・ |
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西・・・・ |
そして、北・・・・ |
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四方・あらゆる方角を見渡せど、
延々と続く道…
道…
道・・・・・
道〜Refrain
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AM10:37
サロマ湖のほとり。
北海道・最大の湖らしい。
湖に沿って道はまだまだ続くようだ。
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AM10:42 続・サロマ湖周辺
ナンか、汽車みないなんが展示されてる広場?を
偶然みつける。
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なんじゃらほい?
とりあえず、停まって偵察してみる。と?
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どうやら、客車の部分が素泊まりできる
簡易宿泊施設になっているらしい。
新冠のブルートレインみたいな感じか。
しかし!なんとッ!
1泊:¥300!!
美味しいですねェ★
知らんかった……!こんなトコ♪
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よくよく調べてみると・・・
『ツーリングトレイン』という表記にて
しっかりツーリングマップルにも載ってました(笑)
意外に割と見落としがちなんですよね。。。
今後の為に要チェックですな★
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サロマ湖…っていうのも、
不思議な響きの名前ですよね★
湖畔の道は長く続く…。
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AM11:01 続・サロマ湖周辺。
道の駅・サロマ湖にて停車。
しばし、小休止していると…?
なにやら香ばしい香りが漂ってくる…!?
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ほほほほほ…ほたたたた
ホタテ!!!!!
なんて…美味そうなんだ…(((+_+)))
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匂いに釣られて、ついつい買い食い(笑)
¥300ほどだった気がする。
あの匂い攻撃は反則ですよ…(笑)
最高に美味かったです(^−^)
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AM11:56 網走市
一応、これより網走市に入る。
こちらは、サロマ湖より東に位置する能取湖という湖。
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湖面に紅くみえるのは、
サンゴ草と呼ばれる植物らしい。
9月中旬が見頃…という事。
深紅の絨毯が敷き詰められているようです。
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◆卯原内〜青旗、確保◆
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PM12:21 卯原内
緊張の一瞬。
ちと分り難いんですが、橋の向こう側に、ホクレンの
スタンドがあります。
ホクレン卯原内…。
道北を象徴する、青いフラッグ…。
果たして、手に入るのか・・・・・??
※尚、ここに至るまで数カ所、売り切れのスタンド通過済み。
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ホクレン卯原内
ここは、事前に下調べして、
辛うじて青いフラッグが生き残っている数少ないスタンドの
ひとつであった。。。
だがしかし…
シーズンが終わりに近い事もあり、
1日単位であっという間に売れてしまう事もままある様子。。。
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到着後、目に飛び込んできたのは無情にも・・・・・・・
『フラッグ完売御礼』の看板……orz
がっくり。
肩を落としながらも……
とりあえず、給油の為に立ち寄ってみる・・・・と?!
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ダメもとで、店員さんに
『フラッグありますか?』 と尋ねてみたら!!
なんと!!!
なんと!!!
1本だけ、残ってたああああああ(T_T)
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最初の黄色をゲットしてから、丸5日・・・・
道北エリアに突入してから、丸3日・・・・
にして、遂に!遂に!!
2本目の旗・・・・
道北の青をゲット!!!!!!!
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早速・リアボックスに装備!!
うおおおお・・・・・・(T_T)
言葉にならぬ感動が……★
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◆網走◆
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奇跡的に青いフラッグを確保し、
テンションMAX!
網走市・中心地近くへ。。。。
…と、その前に。
折角なのでちょっとだけ寄り道してみる事にした。
網走と言えば何だったか??
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そう。
網走監獄!
PM1:04
有名な網走監獄の博物館・・・・・前。
実は、ここまで来て中には入ってなかったり…
ちょっとこの先の移動時間を若干・多めに確保したかったのと、
位置的に本物の監獄跡ではない…という事実をリサーチの時点で
知ってしまった為・・・・かな?
よくよく考えれば、勿体なかったかも…ですね。。。
でも、
『兄貴!おつとめ、お疲れ様です!』・・・みたいな気分は
そこそこ味わえた?ので善しとする(笑)
それにしても…
年中無休・・・って。
『監獄に定休日があっては困るわい(笑)』
ひとり・ツッコミを入れたのち、
網走監獄を後にするのであった・・・・(笑)
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PM1:17 網走駅
所変わって、こちらはJR網走駅。
特に立ち寄る予定ではなかったものの…
走ってて、ふたつのものに ふと目を引かれたので
立ち止まってみた。
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まず、この縦看板。
なんか、ドスが利いてる?というか…
異様な迫力を感じます。。。
のちに調べたトコロによると、
縦書きなのは、網走刑務所を出所してきた受刑者達が
もう二度と横道に逸れないように…と願いを込めて・・・
との意味合いが かつてはあって、その名残だという。
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駅名の看板以上に度肝を抜かれたのが…こちら(笑)
モヨロ人 (爆笑)
いや!ホンマですって!
この怪しいオッさんってば。
ホンマにそ〜ゆ〜名前らしいです(笑)
『も・・・・モヨロ人????』
ぶは!ハ〜〜〜〜ッはははは!!!!!
網走の方…すみません。
なんか、名前がツボにハマって、
腹がよじれるほど・ひとりで笑い転げてしまいました…(笑)
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なんでも、
アイヌやその他の原住民達とは全く異なる系統の
民族が中世にオホーツク沿岸に住んでいたらしい。
流氷に乗って、サハリンからやってきたとか・・・・
この像の正式名称は、
「モヨロ人の漁撈」
モリを構えて…かなり強そうです。。。
ラリホーとかよく効きそうなタイプだな(笑)
ちなみに、
頭がゴワゴワしてて、グラサンはフィットしそうに
なかったのが残念?だった・・・・(笑)
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PM1:48 網走市街地のとあるバイク屋さん
オイル交換周期に入ったので、立ち寄る。
オイル交換を依頼してみると、
幸い・すぐにやって頂けるそうで、お願いしました★
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オイル交換は、
これでこの旅で実に3度目。
前回交換は、5日前の長万部周辺。
あれから、走行距離は…およそ1030km。
大阪〜栃木…約700km走行後・交換
栃木〜長万部…約850km走行後・交換
前2回はいずれの交換時も、
さほどオイルは汚れていなかった。
で、今回は1000kmオーバー。
毎日せっせと走り倒していた事もあり、
さすがに真っ黒かな?と覚悟していたが・・・・・?
ご覧のように、
滴り落ちるオイルは、見事に透き通っている★
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抜いたオイル。
真っ黒にみえるのは、
容器の汚れが透けてるだけだよ・・・というのは
バイク屋のオッちゃんの弁。
話を聞くと、
まだ大丈夫っちゃ大丈夫なレベル。
まあ、換えておくに越した事はない・・・
との事。
相棒・JOGの底力を垣間見たような気がした(笑)
〜
かくして、無事・オイル交換は完了★
これで、この先・かなり長い間は一応・安心です♪
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◆網走〜小清水原生花園◆
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PM2:30 網走〜オホーツク海側
オイル交換を終え、市街地を出て、
海沿いをしばらく走る。
と、海産物の直売所があった。
巨大なニポポが面白かったので、停車。
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天気もそこそこ。
海風が気持ち良い。
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PM2:51
食堂なんかもあったので、少し遅い昼食をとる。
海鮮系のメニューは、結構すごいお値段?だったので、
ここはスタンダード?に豚丼を注文。
美味かったです(^−^)
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PM3:27 斜里国道
網走周辺を出発し、東へ走る。
国道244号。
ここいらは、小清水原生花園・・・と呼ばれる名所で、
何もない弾丸ストレートが10kmほど続く!
まだまだ北海道には、未知の素晴らしい道路が幾らでも
あるのだな〜と驚愕!
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大雑把な原野が両サイドに広がる片側一車線。
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所々に、馬が居るエリアも♪
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牛も良いけど、馬も良いな〜(^−^)
馬の群れが悠々と北の大地を歩くその姿は、
まるで1枚の絵のようだった。
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大平原を馬と並走する♪
素晴らしく感動(T_T)★
この道路。
さしたる予備知識もないままに訪れたワケですが、
本当に素晴らしい道でした(^−^)★
もう一度訪れたいリストに加えておく(笑)
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◆清里◆
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PM3:52
これまで東へずっと走ってきたワケだが、、
斜里町の辺りで、南へ進路をとる。
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昼頃入手した『青』に続き、今度は道東の『緑』の旗を
手に入れるのが、最優先?のミッション。
しかしながら、道北エリアに居る間に出来れば
とりあえず、風で飛んだり失くしたりした際の為に
青ももう1本余分にゲットしておきたい所・・・・
そんなワケで、清里という土地を経由して、
緑エリアへ向かう…という。
写真はその途中の模様です。
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PM4:07 位置詳細・不明
国道・道道…そのいずれにも該当しない、
ナンバリングすらされていない?道路も、
偶然何本か通過した。
ほとんど車両は通らない。
通ったとしても、まず間違いなく地元の人。
独特の雰囲気。
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こちらは、恐らく道道115号という道。
屈斜路湖・摩周湖・方面へ向けて南下しております。 |
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PM4:18
遠くに、名も知らぬ山並が美しく映える。
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ケータイでもパシャリ。
グッとくる景色とは、本当にいつ出くわすかわからない。
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◆遠き山に陽は落ちて・・・◆
〜野上峠〜
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PM5:30 国道391号
更に南下し、辺りは山岳ルートの様相を
呈してきた。
陽は傾きかけているが、
これから野上峠という峠をひとつ越える予定。 |
行く手には、靄がかかった雄大な山がそびえている。
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西からまぶしく夕陽に照らされ、
写真には写らない美しさがそこに・・・・・
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空は、薄く紅色に染まり、息を呑む美しさ★
うっとりと見惚れるのだが、
そうそうゆっくりもしていられない。
というワケで、ふたたび走る。 |
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PM5:42
ゆっくりと確実に太陽は沈みゆく。
コンパスや地図がなくとも、
あちらが西だと、一発でわかります(笑)
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◆夜の中を・・・◆
〜屈斜路湖・和琴半島〜
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PM5:48
平野部と違い、こうして道路の両側を林に挟まれると
途端に辺りは暗く感じてくる。。。
注意喚起標識こそなかったが、
ここも何やら・不気味な雰囲気。
ヒグマ・・・出そうで、ちょっと怖い…
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PM7:32 屈斜路湖・和琴半島
今夜の野営地・和琴キャンプ場・到着。
ブログ更新の為にケータイで1枚撮るが、
真っ暗で何が何だか分りません・・・(笑)
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デジカメでも、こんな感じ。
数組のライダー達。
そして、道民と思しき車が数台。
管理人の方はもう帰ってしまったようなので、
テキトーに設営ポイントを探す。
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PM8:20
ここに来る道中・コンビニで入手した食料で 腹を満たしたのち、設営・完了。
9月3日〜青森の夜以来・一週間ぶりにして、 北海道に上陸して初のテントの出番です★
そして、この旅では初めての正規のキャンプ場泊★
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PM9:15
和琴温泉
キャンプ場から程近い位置にあり、
湖のほとりでひっそりと沸く
無料・混浴・24h開放の天然露天風呂である★
本日、野営地をここに決めたのは、
この風呂に入りたかったが為である(^−^)
というワケで、さっそく入浴★
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真っ暗で、雰囲気は最高です♪
湯は程良い熱さ★
ただ、岩風呂の底は・・・・・
コケみたいな藻みたいなヤツが一杯生えてて
ずるずる滑る感じ。
そして、
湯は、湖から沸きだしている為、
とっても川臭い……(^_^;)
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屈斜路湖の精霊(爆)
「貴方の落したのは、このフツーの斧?」
「それともこっちの金の斧?」
・・・・・・みたいな(笑)
誰もいなかったので、
写真はいずれもセルフ撮り。
怪しさMAX(笑)
ちと川臭いのはアレでしたが・・・(笑)
長時間走って冷えた身体に温泉は何よりの馳走でありました★
かくして、屈斜路湖の夜は更けてゆくのであった。。。。
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