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AM11:42
国道336号に合流し、しばらく走ると、
小さなパーキングがあり、案内表記がみえてきた・・・・・ |
『黄金道路』
太平洋を望む全長28kmほどのこの海岸線は、
周囲の山や断崖を切り開いて完成させるのに、
黄金を敷き詰めるほどの巨費が投じられたという道路である・・・。

小高いミニ展望台にのぼってみる。
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相棒が何やら通行人の注目を浴びている??
『え?JOG??』 みたいな。。。(笑)
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パーキング展望地にあった石碑。
黄・金・道・路
なんか、異様なインパクト。
12人の黄金聖闘士が待ち構えていそうな・・・(笑)
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第一の宮・白羊宮がみえてきた(違!!
行く手に見えるのは、覆道 と呼ばれるトンネルのようなもの。
雪崩や落石・土砂崩れから道路を守る為にあるらしい。
断崖の道路・独特の、こういった風景が
この先・延々と続くワケです。
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案内表示も補完しておく。
この場合の「えりも」は、岬ではなく市街の事と思われる。
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第2の宮・金牛宮(笑)!
浜フンベ覆道 というらしい。
この内部↓〜 が、実に素晴らしい風景だった。
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光と影、交錯す |

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覆道・内部を通過する。
パルテノン神殿のようなシャープな印象。
幾重にも連なる柱からさし込む陽・・・・
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そして影。。。
アングルを変え、
また・タイミングを違えると、
同じ場所でも大きく趣きの異なる写真が撮れる。
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もう何時間も走ってきたような気がする・・・
それでいて、まだ数分しか経っていないような…?
光と影…陰と陽が交互に襲うこの感覚・・・・
まさか・・・・
双子座・ジェミニの迷宮…(笑)!?
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覆道の傍らより、
外側に出る事もできました。 |

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大きくうねる荒波。
豪快な絶景の中、
時が微量・一瞬だけ針をとめた・・・・
そんな光景でした★
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双児宮(笑) (浜フンベ覆道)をなんとか突破★
海岸線に連なる柱がすごく面白い風景でした。
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↑※ロールオーバー効果付き↑ |
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道路はグリグリとうねりながら、海沿いを走る。
小さな町が遠くにみえる。
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向かう先の陸地は、巨大な靄に覆われて、独特の雰囲気。 |
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天気はアレですが・・・(^_^;)
潮風が気持ち良い★
ただ、あまり長く居過ぎると、愛車の金属部に
影響が出そうで怖い。
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PM12:04
フンベの滝 と呼ばれる名所らしい。
ここで、1台の単車・ライダーと出逢う。
この時は、軽く御挨拶する程度に留まるのだが・・・?
彼とはのちに、行く先々にて数回、逢い見える事となる。
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更に進むと、行く手にみえてきたフンベ覆道。
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彼方に漂う燐気…!?
鬼火??
この異様な小宇宙・・・!?
ここは・・・・巨蟹宮(笑)!?
そして、そこにさしかかった時・・・・
恐怖の光景を目の当たりにしてしまうのだった・・・・・・
覆道の手前の道路・・・・
なんか居る。
カラス・・・? 何やってん……
げ!!!
↓以下・・・・微グロ注意。
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なんと・・・・・
数羽のカラスどもが、海鳥の死骸をついばんでいた…(゜o゜)
恐らく、車に轢かれた死骸を餌にしているのだろう・・・・ おぞましい光景でした。。。。(^_^;)
う〜む・・・
せっかく覆道が連続して連なる良い絵やのに・・・・
見事に台無しですなあ・・・(苦笑)
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フンベ第一覆道
覆道はまだまだ連続して続く。。。
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遠景だった靄に包まれた風景も、
走れば徐々に近づいてくる。 |
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獅子宮、突破(笑)? |
海沿いの荒々しくも素朴な風景は間断なく続く。
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アングルを変え、距離を変え、
同じような写真ではあるが、ガシガシ撮ってしまう。。。
恐らく、多い時で1〜2分刻みでデジカメを取り出していた(笑)
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↑※ロールオーバー効果付き↑ |
美幌橋。
小さな橋ではあるが、似たような景色が続くこういったエリア
では、場所を特定する重要な手掛かりとなる事がままある。
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美幌覆道。
処女宮?
これまた、断崖を削り出して作られた豪快な道である。
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美幌覆道・出口。
楽しげなレリーフが印象的だった。
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ひとつ覆道を突破すれば、次の覆道がすぐにまた
口を開けて待っている・・・。
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泉浜覆道。
天秤宮??
ここも魚のレリーフが彫ってあった。
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海はすぐ傍に。
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もう少し天気が良けりゃねェ・・・(笑)
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ここも、覆道の途中・外に出る事が可能だった。 |
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あの小さな岬を越えれば、
果たしてどんな景色がみえてくるのか・・・??
初めて通る道…というのは、面白さに尽きない。
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ここでもまあ野宿できん事はないな…
などと、何となく考えてしまう(笑)
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オリコマナイ覆道
天蠍宮(笑)?は変わった名前の覆道です。
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その内部・通過途中、
図の様な空間があった。
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車が数台はすれ違えるほどの広さ。
チェーンの着脱に関係するものだろうか…?
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停車しているのは我々だけ。
なんとも幻想的な雰囲気。
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内部は片側一車線。
石造りの覆道・・・なんかこの雰囲気は好きになった。
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またひとつ、覆道・突破。
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音調津覆道。
人馬宮??
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モイケシ第一覆道。
磨羯宮?
12宮突破も近い・・・(笑)!? |
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覆道の出口からみえたのは、
白く靄のかかった岬。
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付近の海岸は、
コンブ漁が盛んな様で、それらしい風景がそこかしこに。 |
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相変わらず、
天気はすこぶる悪い・・・・(^_^;)
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???覆道…。
拡大しても文字が読み取れませんでした・・・(笑)
11番目の宝瓶宮だろうか・・・?
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ジャリが敷いてあるのは、多分・コンブを干したりする為のもの。
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遠くには、これまで通ってきた黄金道路の軌跡。
覆道が海岸沿いをグリグリ進んでいるのがよく分る。 |
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素朴ではあるが、良い景色。
思わず、足を止めてしまふ。
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タニイソ トンネル。
工事中のトンネルが逆サイドにひとつありき。
双魚宮・・・・!?
のハズが…これではまるで双児宮(笑)!!
右か、左か・・・・・
ジェミニの幻影に惑わされるな(笑)!
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逡巡の末、右を選択 (当たり前だ(笑) |
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襟裳岬の標識なども目立ち始める。
12宮?を突破し、黄金道路もいよいよ終わりが近いようだ。
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これまでほぼ・ノンストップで走ってきた・・・・そんな中、
ふいに前の車列が停止している。
なんだ?
と思えば、どうやら前方のトンネルが図のような状態らしい。
作業中の為、最大10分・停止
どうやら、今から入るトンネルは、
えりも黄金トンネル。
今年開通したばかりのトンネルで、
その延長・およそ・・・4941m!!!
道内最大のトンネルらしい。
まだ内部で作業中の箇所があるらしく、
それで、幾分かの交通規制が敷かれているらしい。
まあ、のんびり行きましょうか。
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そんなワケで、なんとか無事・えりも黄金トンネルを突破。
待たされた時間も、幸い大した事がなかった。
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えりも黄金トンネル・出口付近にて。
金色の文字が神々しい!
久々に出くわした、まぎれもなく超・ロングクラスのトンネル。
普通ならスローランな原付にとって、恐怖そのもののハズであるが、
坑内は交通規制の為・流れがかなり緩やかだった為、
のほほんと走って抜ける事が出来たのは幸いだった。
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PM1:15
北海道…そして黄金道路・最大のトンネルを抜け、
しばらく走ると、小さなパーキングがあったので停車。
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すんごく良い景色!だったのですが、
やはり天気が良くないと、その魅力も半減でしょうか・・・(^_^;)? |
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小高い丘のようなビューポイントもあったので、
折角だったので少しのんびりしてみる。
何やら、すごい霧ですな。。。。
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セルフで1枚撮ってみる(笑) |
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これまで辿ってきた道路が見えて壮観です★
更に、
拡大して頂ければ分り易いのですが、
海岸の方に使われなくなったトンネルらしきものが見えます。
黄金道路は、まだまだ拡張工事が各地で行われているらしい。
ともあれ、長かった黄金道路編、これにて終幕!
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PM1:29
長かった黄金道路を突破し、襟裳岬を目指す。
写真は、道道34号。
ここを突破すれば、いよいよ襟裳岬である。 |