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先の小樽港にて、無事・今夜の舞鶴行きのチケットを
「予約」という形で確保!
だがしかし、船の出港予定時刻は…今夜23:30。
ターミナルにチェックインする時間は、その1時間前の
22:30!
まだまだ大分時間があります。
・・・・・というワケで、
ちょっと厳しいかもしれないが、積丹半島弾丸ツーリングを
敢行する事に決める!
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PM4:43 余市町
というワケで、小樽から国道5号を更に西へ進み・・・
写真の現在地は国道229号上の余市という町。
特徴的なあの岬は、シリパ岬というらしい。
そしてこれから目指すのは…
積丹半島・随一の絶景ポイント・・・
神威岬!
そこは、04年・・・・かつて訪れた際、
強風のため岬突端を見物する事が叶わなかった
因縁の?地である!
その目的地まで、ここから更に4〜50km前後。
既に夕陽が沈みかけている…が、
果たして間に合うのか!?
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7年ぶりに走る積丹半島の海岸線。
道中、おぼろげな記憶に残る風景・・・・
そして、7年の月日の中で変わりゆく風景もまた多くあり。
ここは、その中でも最も大きな変化があった地点。
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国道229号は岬が連続して続く道路へと変化する。
写真は地点的には、ワッカケ岬と滝ノ潤ノ岬の間の辺り。
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↑※ロールオーバー効果付き↑ |

↑※ロールオーバー効果付き↑ |
風が強く吹き、ホクレンフラッグが大きくはためく。
かつて訪れた際には、何もないただの道路だったが、
現在はご覧のように、パーキングエリアが整備されていた。
そう。
ここは、ちょっとしたビューポイントであり・・・・
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ローソク岩 というのが遠く水平線に拝める位置なのです。
7年前は、強引に道路の脇に停車し、
周囲に注意しながら写真を撮ったのだが、
今回はまったりと拝むコトができました(^−^)

海にひっそりとたたずむローソク岩。
奇岩が多く存在するここ・積丹半島。
その中でも、特に珍奇な存在?である。
独特の雰囲気。
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もっとのんびりと景色を楽しみたいのは山々ですが…
ご覧のように、既に陽は沈みかけている・・・・
小休止ののち。
再びエンジンをかけるのだった。
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積丹半島の海岸線をゆく国道229号・・・
それは、先の黄金道路ほどではないにしろ、
これまた断崖を削り出した荒々しい道路が続く。
当然、写真のようなトンネルが数多く、その行く手に
立ち塞がっている。
しかも、
いずれも原付通基準(笑)で、
ミドルクラス<強>〜ロングクラスに相当する
長いトンネルばかりである。
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虹色に輝く空と海・・・・・
ひとつ岬を越えれば、更に次の岬が遠景として見えてくる…
急ぐ道中ではありながらも、
良い景色に出逢えたならば、足を止めぬワケには参りません★
景色を愛でる心・・・
それを忘れたら、ただの移動になり果ててしまう。
それに気付くのに、俺達は7年もかかったのだろうか…?
・・・なんて、感慨にふけってみる(笑)
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PM5:15 古平町
西へ、西へと向かっているのが幸いし
太陽はまだギリギリ我々のゆく道を照らしてくれている。
現在地は、古平町。
写真奥に見えるのは、厚苫岬。
だいぶ半島の奥までやってきてはいるのだが?
だがしかし、残された時間は、ほんの僅か!
神威岬へ・・・進む!
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PM5:36 野塚町
現在地は、積丹半島の中の更に小さな半島・・・
積丹半島の位置内でいうところの、
積丹岬がある半島の根元辺り・・・。
少々ややこしいが、まあそういったエリアにまで達した。
目的地・神威岬まで、10km前後といったトコロ。
・・・・と、ここで、遂に!
その目的地・神威岬の面影を垣間見た!!
彼方にみえる小さな岬・・・・・
あれは・・・・ひょっとして!?
更にその先の水平線上…!!
よ〜〜く、目を凝らしてみると!
なんと、そこには・・・・!?!?!
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神威岬と神威岩!?
神威岬の先端に位置する、奇岩の姿が
水平線上の彼方に蜃気楼のように
うっすらと見えたではないか!
04年当時、現地まで行きながら・不運によって
近くで見る事が叶わなかった絶景ポイントである。
もう既に陽はほとんど没しているのだが、
とりあえず、行ってみる事にする。

ちなみに、現在の位置関係はこんな感じ。
目的の神威岬の前に、大小・無数の岬が点在している。
←写真で、手前にみえる岬は、
恐らく武威岬というヤツと思われる。

ちょっと分り難いが、後日・位置関係を調べまくった結果、
多分、こういう感じだったのだと思う。
武威岬と、それを通り越して遥か彼方に神威岬が
キチンと見えていたのだ。
まあそんなこんなで・・・・
とりあえず、時間も残り少ない。
とにかく急ぐ!
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↑写真以降・・・・。
しばらくは、デジカメ写真もケータイ写真も・・・・
そして、ブログ記事さえも残っていない。
推定時刻・PM5:55
夕闇迫る最後の山道などを突破した我々は、
なんとか目的地・神威岬の入口まで至る事には成功!
だがしかし。
だがしかし。
なんたる運命の悪戯か・・・・・
無情にも、神威岬のゲートは到着した直後、
閉鎖時刻となってしまったのだった・・・・・(T_T) orz
そして更に・・・
ゲートの管理人のオッちゃんとお話していて、
とある恐ろしい事実に気付かされる。
この辺りのお話は、いずれ旅日記にて極めて詳細に渡って
書き記したいと思います。
とりあえず、
残念ながら・7年越しの悲願のひとつであった、
神威岬・突端制覇は、またしても幻となり・・・・
失意のうちに、元来た道を小樽まで引き返す事となるのだが・・・・・?
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PM6:16 野塚町
神威岬を後にし、
先程、神威岩を遠くにみる事ができた辺り・・・
野塚町の辺りまで戻ってきた。
トップスピードをキープして、僅か10数分にて
ここまで急いで来たのにはワケがある。
実は、
小樽辺りからこの積丹半島に入った辺りまで…
給油タイミングを逸していて、
相棒のガソリン残量が、割とピンチに陥っていたのである…
神威岬のゲートに居たオッちゃんに
この時間帯でも給油可能な最寄りのGSを聞いてみると
この野塚町にあるという。
で、
やっと辿り着いたのが、写真のGS。
給油装置?は、なんと・写真の2機のみ。
スタンド…というよりは、簡易給油所…といった感じですね(笑)
向かいの雑貨商店の方が管理・運営しているらしく、
声をかけたら、給油して下さいました(^−^)
長くなりましたが・・・(笑)
なんとかガス欠の危機だけは乗り切った絵…です。
※ちなみに、ここも7年前にジャストな位置を通過していたりする。
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PM6:30 位置詳細・不明
とうとう、完全に日没。
積丹半島・・・日没後は想像以上に暗く、
明るい時間帯に景観を楽しみながらゆったりと走れた
道路も、神経を集中して走らざるを得ない危険な道に
早変わり・・・・・
暗闇と、並走車両と、
そして、とある別の恐怖要素?と闘いながら・・・・・
小樽を目指す。
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