写真館2011


2011年
9月9日
稚内〜宗谷岬〜紋別
※一部の画像はクリックで拡大・別窓表示できます★



◆旅12日目◆

AM6:00 起床  稚内ライダーハウス みどり湯

正面玄関にて。


2階にある寝室。

正面が、昨日休ませてもらったベッド♪




寝室B?
実に多くのライダーを収容可能のよう。
ベッドも清潔で素晴らしい!



AM7:52
2人のチャリダーと、レンタバイクのヒデさんが
先行して出発するそうなので、皆でお見送りする。





AM8:12
続いて、フォルツァ乗りのヒデ?さんと、
名古屋のCB400SF乗りぐっさん。
そして京都のカブ乗りひっきさんらが出発。

彼らは、共に宗谷岬へ向かうらしい。




エンジン始動し、出発するヒデさんとひっきさん。
GOOD LUCK(^−^)b



次々と各地へ出発してゆく旅人たち。

昨夜は9人いた宿泊者も、あっという間に
私・オッシーさん…
そして、上階でまだお休み中?のゼファー乗りの
ピストン姉さん・・・3人だけとなる。

あんなに賑やかだった談話室も、こうなると
少し寂しげです。



昨夜、振る舞って頂いた焼酎。

カンパ制で、飲み放題?です…が、
アルコール度数・20度!

飲み方を間違うと、ヤヴァいです(笑)


04年のポラロイド写真。

過去の宿泊者の写真が、日別にきちんとアルバムに
残してあった!

よみがえるあの日の思い出と共にしばし眺めるのだった。




AM8:28

パッキング完了。
出発!
孤独な旅が再開…??
いや、実は…そうではなかった!!







◆最北端へ・・・◆



AM8:57
稚内の町を出て、国道238号を北上する。
ソロツーかと思いきや?



みどり湯を出発する時点より、
From群馬のカブ乗り・オッシーさんと、
一時的にパーティーを組む(^−^)★
同じ50cc…そして、向かう先が宗谷岬という事で
神奈川・栃木に続き、この旅・3度目のマスツーが実現!!



最強・無敵の?50ccタッグ(笑)!
テンションMAX!!





心強い味方と共に…
目指すは、日本・最北端!
さあ、行こ〜か(^−^)♪
幸い・天気にも恵まれ、
海岸線を2台で快適に走行★

あの岬は…

ついにやってきたか??


7年の歳月を越え、宗谷岬・到着!!














◆宗谷岬、ふたたび◆



AM9:18 日本最北端 宗谷岬

7年ぶりに、日本・最北端…到達ッ!!!
あの時は夕方だったが、今回は思いっきり朝★

オッシー氏と共に、最北端の碑へと近づいてみる…と??
数人の、見覚えある人影が…!?





なんと!なんと!なんと!!

先程、みどり湯で別れたハズの…

カブ90、フォルツァ、CB400SFのライダー達が…
そこに居たあ!!!

私とオッシーさんを加えたみどり湯チーム5名。
顔を見合わせ、大笑い(^−^)
しばし、再会を喜ぶのでした。

04年の折は、こうして最北端の石碑・至近距離での愛車の
撮影を忘れてたんで、補完しておく(^−^)

・・・・やはりこの場所に来ると・・・
言葉にならぬ感動が沸き起こります。
50ccのスクーターという非力でちっぽけな乗り物でも、
やり方と根性次第で、ここまで来る事が可能である。。。という
事を再度・カラダで実感。




角度を変えてみる…が、
雲が多いので、今回も残念ながら・サハリンは視認できず・・・


ただ、昨日に引き続き、お天気は良いです(^−^)

ちなみに・・・
『愛車を乗り入れてでも撮っておかないと、後で後悔しますよ!』
と、周りの皆さんにアドバイスすると、
全員・『そりゃそ〜だ!』と、それぞれの愛車で思い思いに
撮影するのだった・・・(笑)
宗谷岬は、この時間帯で既に多くの観光客で賑わっていた。

皆でその中の一組のカップルに声をかけ、集合写真を撮って
貰う事にした★

人数分のカメラ(笑)を使って素晴らしい写真を撮って下さったのは彼女さん。

みどり湯チームに、カップル彼氏を加えた賑やかな1枚★




後列・左より、
From名古屋・CB400SFのぐっさん
From群馬・カブ50のオッシーさん
From京都・カブ90のひっきさん
From大阪・JOGのノモッティー

前列・左より
From??・フォルツァのヒデさん
撮影を快く引き受けて下さったカップルの彼氏


かつて訪れた際はひとりぼっちだったが、
今回はこうして多くの素晴らしい旅人たちと御一緒する事が出来た。
豪雨・嵐の中を突破してきた苦労が報われた瞬間だったかもしれない。




間宮林蔵・立像・・・
かなり高〜い台座で難易度高いが・・・



グラサン撮影・決行(笑)!
3人目の12使徒(笑)!?



土産物屋の中にある、流氷館…という場所。
入場無料。
−13度が体感できる小さな部屋の中には、
流氷と剥製の群れ…

ちょっとシュールな?光景です。




CB400SFのぐっさんにお願いし、
相棒に乗っている絵を撮って頂く事に(^−^)♪






箱根の時と同じく、撮影の為に元来た道路をあえて少し戻る(笑)
『いえ〜い♪最北端だぜ〜(笑)』



なるほど。自分が道路を走ってる時…って、
こんな具合なんですなあ…(笑)

快く撮影して下さったぐっさんに感謝★


このアト、ひとしきりお話しした後・・・
他のライダー達は、再び・それぞれ目指す場所へと散って行った。

※尚、この内の数名の方とは、のちに意外な場所で再会する事になるのだが…
それはまた、別の話。




独りになったのちも、
しばらく最北端の碑を満喫する。

こちらは、石碑の裏側より天頂を見上げた図。

7年ぶりの再会となる石碑に手を触れ、
『ただいま・・・』 と呟いてみたり…(笑)

ちょっと雲が出てきたか?



石碑の裏側から眺めた海。
ここが最北端である事を強く実感できる場所かも。


海へ続く階段。
最北端の碑の傍らにひっそりと存在するお気に入りの場所★

以前来た際は、フォークをかき鳴らした場所ですな(笑)



AM10:25
団体の観光バスやライダー達で賑わってきた。
そろそろ、行きますか。

絶対にまた来る事を誓い、宗谷岬を後にする。











◆未知へと続く道◆

AM11:00 

宗谷岬を出発し、国道238号を南下する。
これまでと違い、ここから先は・・・
未だ一度も通った事のない未知のルート。



相変わらず、風は強い。
ホクレンの旗がよくなびきます★
道道106号に負けず劣らず、ここいらも
気持ちの良い弾丸ストレートが続く★




ヒグマ・・・・
出るとしたら、こういう道路じゃないだろか…(^_^;)?
あのブラインドの出口なんか・・・
今にも出くわしそうで、ちょい怖い…。


国道238号は、ふたたび海岸線に。
PM12:18 猿払

道の駅 さるふつ公園
やや天気が怪しくなってきた。



天気がヤバそうやな〜と思ってたら…
案の定・雨がきた(^_^;)

道中の小さなシェルター?で体制を
立て直す。



国道の分岐点。

とりあえず、紋別方面へ向かうので、
ルートは左。
ちなみに、この辺りにクッチャロ湖という名所が
あるようだったが、天候もよくないので、
とりあえず移動を優先する事にする。












◆オホーツクに消ゆ


PM2:10 

尚、国道238号を南下する。

オホーツク海を左手に望みながらの海岸線。
右手には風車の群れがみえた。





電燈でひと休みする海鳥。

天気は悪いが、探せば愛でるべき風景はそこかしこに
幾らでも転がっているものかもしれない。。。

ようは、それに気付くか気付かないか…
久々にオニギリとツーショット★
オロロンラインと同じテンションの快走路♪

とりあえず、彼方にみえる岬を目指そう!



←撮影より、わずか10分で岬はみるみる近づいてきた。
やはり巡航速度が市街地とは比べ物にならないです★
PM2:30 神威岬

トンネルをひとつ抜けて、岬の向こう側へ出てみると
ちょっとしたパーキングがあったので小休止。
どうやらここは、神威岬というらしい。

積丹半島の名所と同名。
ちょっと紛らわしい(笑)??
ここも、ほとんど人がいなかったので、
オホーツクの海をのんびり眺める。







ちょっと小雨がパラついてますが…(^_^;)

今更、その程度では動じません(笑)









◆紋別へ・・・◆


PM2:57 枝幸町
一時的に海側を離れ、林間ルート。
ここで、恐ろしいモノを発見してしまう。



ゴゴゴゴゴ……
あれは・・・ま・さ・か??
ヒグマ出没注意の看板・・・!?

7月29日・出没確認・・・(゜o゜)

道路に常設されているタイプよりも・・・、
こうして臨時で立てられたモノの方が、
生々しいリアリティ・真に迫る恐ろしさを感じる・・・。

とりあえず
メットインに忍ばせた対ヒグマ用装備
いつでも発射できるよう確認しときました(笑)





PM3:43

道の駅マリーンアイランド岡島

場所はまだ枝幸の辺り。
幸い、ヒグマに遭遇する事はなかった。





PM4:44

ヒグマを警戒していたら、ウシに出逢った(笑)





今回はめちゃくちゃ近い★

最初、路肩に停車した時は数頭のウシ君が
「なんじゃい?」みたいに興味深そうに近寄って来て、
めっさ可愛かった(*^_^*)

ウシって、ホンマに綺麗な目をしてるんですよ★




ゆっくりと歩く。



草を食む。





PM5:18 位置詳細・不明。

大分、南の方へ下ってきたが…?



やはり、天気はもうひとつ。

北海道の道路の特徴として、
こういった小さなパーキングが点在している事が挙げられる。

チェーンの脱着に関わる事情だろうか??






PM6:08 興部

道の駅おこっぺ

興部…おこっぺと読む。
この音、なんか好き。
良いセンスですねェ★

ここには、無料宿泊可能な列車型の
ライダーハウス<ライダートレイン>があるそうで、
写真がそれである。

陽も暮れてきたので、どうしたモンか…
考えたものの。

洞爺湖からこっち、ライダーハウス4連泊。
ちょっと久々に独りになりたかった事もあり、
別に宿を探すべく、紋別方面へ移動を再開する。












PM8:35 紋別市

途中、晩飯を手軽に済ませつつ、今夜の宿に
到着★

紋別市内にあるビジネスホテル・ステージ。
素泊まり:¥3800

0円マップ北海道による情報。
メットインに無理矢理放り込んでおいた
情報誌がようやく役に立った(笑)??



ベッドのシーツが何故か豹柄(笑)

でも、良心的な値段設定の割に部屋は清潔で
建物もすごく綺麗でした★

久々に正規の宿。
荷物を整理し、体制を整えます。







旅12日目は、いよいよ最北端・宗谷岬へと至るAパート…

そして、その先。
国道238号を南下する未知のルートへと走り始めるBパート…

主に、そういった感じの1日だったかと思います。

稚内のライダーハウスみどり湯で出逢った個性豊かな旅人達と名残惜しい別れ…
そして、早すぎる再会(笑)

更に、写真にはないのですが、ロシア人観光客と国際交流(笑)?したり、
宗谷岬では、ホントに色々面白い出来事が待っておりました★

彼らと別れを告げ、ふたたび一人旅。
オホーツク海を左手に眺めながら南下するルートは、
前途のように、未知のルート。
これまでと違い、かつて走ったデータがない道行き。

久々に新鮮なドキドキ・ワクワク感が味わえたのではないかと思います。

走行227km。予想に反して、そこそこ走れた事もあり、
紋別市内へ到着。

翌日〜は、網走方面…そして、道東を目指す旅…となります。

 


→NEXT 9月10日

←BACK