8月15日 |
![]() ※地図素材 著作権:白い地図工房 |
vol.1 出立 vol.2 3ケタ国道、夜の顔・昼の顔 vol.3 176の果て〜天橋立到着! vol.4 アウトドア初心者 vol.5 無情の雨 |
天気:曇りのち雨
vol.1 |
am9:25・自宅 |
昨年は少し出発が遅すぎた。
よって今回は思いっきり早起きしてスタートする!と意気込んでいたものの、前夜の準備(テントの組み立て方予習なども(笑))
に予想以上に手間取り、寝る時間も遅かった為、結局は昨年と全く同じような時間帯に出発するコトとなる。。(^_^;)
空を見上げると幸先悪くかなり曇っている・・・
どうなるコトやら。
とりあえず本日の目的地は天橋立!
計算すると、前回のように日没まで走り詰めるのであれば、もう少し先まで進むコトが可能かもしれないが、
今回の旅はテント泊が大メイン。
テントを張る、というアウトドア初心者の俺にとっちゃ大仕事(笑)があるワケで、とりあえず初日やし余裕もって行こ〜っちゅうワケ。
国道176号を走り出す。
am10:20・宝塚 |
兵庫県入りし、宝塚市へ。
コンビニに立ち寄り、小休止する。
ここらはまだまだ地元の範囲内なので余裕綽々★
ただ、空は相変わらず泣き出しそうである。。。
vol.2 |
am11:00・三田市 |
兵庫県は三田市に到着。
走りなれた国道も徐々に田園風景へと姿を変えてゆく。。
尚、この辺りは昨年の旅のクライマックスに於いて、深夜に京都府舞鶴より南下し 強行突破したルート。
その際にガス欠寸前に奇跡的に出会った出光のスタンドに再び遭遇(笑)
丁度ガスも半分切ってたトコなんで給油する。
〜
pm12:00・丹波市 |
丹波市にさしかかる。
ここからしばしの間、国道176号は175号と合流して姿を消してしまう。
宮津方面へ少し走り続ければ再び176号に合流できるのだが。
やはりこの辺りも昨年、漆黒の闇の中を走って血も凍る思いをした場所である。
しかしその夜の顔も姿を潜め、昼間に走るとこんなにも違って見えるものなんや…と驚愕。
![]() |
![]() |
昨年の画像より。 真っ暗で化け物でも でそうな雰囲気。。 |
対してこちらが今回。 のどかな田園風景。 |
pm12:45・丹波市・市島 |
ローソンに立ち寄り、昼食。
エンジンの休息も兼ねているので、30分ほどのんびり地図眺めたりしつつ休息。
vol.3 |
再び走り出す。
やがて国道175号・176号の分岐点へさしかかる。↓
175号をそのまま直進すれば北海道・小樽へのフェリーの発着港でもある舞鶴へと続いてるワケだ。
天橋立のある宮津市へ向かうべく、左に折れる。
道は再び176号。
〜
途中、幾つかのトンネルを通ったのだが、昼間は照明をいくつか落としているのだろう。
思った以上に真っ暗で天井の小さなライトだけが頼り。
トンネルは昨年も無数に通り、走行する上で注意すべき点などは心得ているつもりだったものの、
途中、自分がきちんとまっすぐ走れているのか分からなくなる錯覚に陥り、かなり恐ろしい目に遭った・・・。
原付でツーリングする時、最も恐ろしいのがトンネル走行である、というコトを改めて思い出す。
交通量の多い場所・時間帯ならば尚更である。
〜
pm14:30 |
峠を越える176号…待ち構える複数のトンネルから開放され、目的地までは
もはや目と鼻の先!
道の駅・『シルクのまち かや』 に立ち寄る。
原付の旅においての休憩箇所。 コンビニもいいけど、この道の駅という日本全国に点在する施設は
何故かついつい立ち寄ってしまう。
しばし休息。
駐車場には何故か SL がドン!と置いてある。
〜
pm15:17 |
遂に本日の目的地・天橋立へ到着★
空は曇っているものの、以前から来たい来たいと思ってた場所だったんで、感激♪
タバコに火をつけ、絶景にしばし見とれる。
vol.4 |
現在走っている天橋立を眼前に望む道は京都府道2号線。
片側一車線の狭い道路である。
さすがは観光地。今までの田園が嘘のように道も海水浴客の車で混雑していて思うように進めない…(泣)
pm15:45・天橋立キャンプ場 |
遥か先まで続く車の列をかいくぐり、ようやく本日の野営地(笑)にやってきた★
まだ夕方である。
想像以上に早く到着!
さっそく管理者の方に会い、手続きを済ませる。
シーズン真っ只中というコトもあり、キャンプサイトが満員だったらどうすんべ・・・などと危惧していたものの
そんなコトは全然なく。
まあ到着時間が早かったコトも幸いしたのか、すんなりとオープンスペースを借りるコトが出来た。
早速原付を停めて荷物を解き、テント設営にとりかかるコトにする。
ここはオートキャンプ場らしく、数台の車が乗り入れていた。
原付とかバイク関連も当然 乗り入れ可能。しかも!車は1台あたり幾らか料金がかかるらしいのだが、
原付にはソレがないらしい★
テキトーな場所に陣取り、早速テントを設営しはじめる。
俺が選んだ場所は入口付近。かなり殺風景だが、海の見える辺りは既に無数の客のテントが建っていたし、
まあ寝るだけなんで問題ないかなと。
|
![]() ![]() 17:00完了…(^_^;) |
設営中 時折、雨粒が落ちてきてテントの下部にブルーシート張ってみたりと試行錯誤していたりもして
慣れないテント設営作業は思ってたより難航。。
結局、小一時間程もかかってしまったのだった・・・(^_^;)
vol.5 |
pm17:00 |
テント設営がひと段落し、荷物を全てテント内に収容。
タバコに火をつけて一息つく。
・・・と、
ザザザザザザザザ〜〜〜〜〜ッ!!!!
突然、猛烈な勢いで雨が降ってきた!!
とりあえず、急いでテント内に避難する。
まあテント建てる前からパラパラきてはいたのだが、今度は止みそうにない・・・。
一気に降りだしたのが設営後であったのが不幸中の幸いといった所か。
予定ではこの後、ツーリングマップルに掲載されていた名物の『知恵の餅』というのを
食いに行くハズだったのだが・・・
仕方なくテントで寝転がって地図みたり、しばらく休憩。
そのウチ、隣に二人連れのライダーがやってきて豪雨の中テントを建てていた。
〜
pm19:00 |
雨は断続的にではあるが、凄い勢いで降っていた。
とりあえず腹が減ったので、そこらで店を探すべくレインスーツに身をつつみ、天橋立周辺の
店が立ち並ぶ通りへ走り出す。
荷物は貴重品の他はほとんどテントに置き去り・・・(笑)
身軽になって多少は気分も変わるが、道は相変わらず観光客の車で一杯だ。
道すがら、土産屋の店舗の2階に食堂を見つけたので 入り、干物定食なるものを注文(笑)
海沿いだけあって魚関係はやはり美味かった★
〜
食事が済んで外を見るが、やはり雨・・・。
どうやらさっきよりも酷くなってきているよう。
階下の土産屋のオバちゃんに『知恵の餅』が食える勘七茶屋という茶店がどこにあるのか
聞いてみる。
店の場所は分かったが、オバちゃん曰く。
『もうこの時間じゃやってないよ〜。』
とのコト・・・(T_T)
仕方なく、原付にまたがるが、雨は留まるコトを知らずに降る。
やっとこさキャンプ場に戻ってくる。
ガスランタンなど使ってみようとも思ったが、雨では仕方がない。
テント内にて懐中電灯の明かりを頼りにこの日記をつける。
近くの家族連れのテントでは犬を同伴しているらしく、吠えまくっててやたらとうるせぇ。。。(-"-)
時折、リズムを変えて叩きつける雨音を聞きながら、明日は晴れるコトを祈って床につく。
かくして1日目は夕刻よりの雨を除けば、無事・予定通りに消化といったトコロか。
大阪〜兵庫〜京都・天橋立
走行距離:154.7km