8月16日 |
![]() ※地図素材 著作権:白い地図工房 |
vol.1 雨あがりの暁に vol.2 天橋立・縦断! vol.3 丹後半島は迂回して… vol.4 鳥取県・突入! vol.5 砂丘で遊べばシャバダバダ…(笑)! |
天気:晴れ
vol.1 |
am5:30 起床 |
昨夜は慣れないテントでの就寝のせいか寝つきが悪く、ほぼ寝たのか寝てないのか
わからん状態(?)でかなり早朝に目を覚ます。
早速、荷物の中からガスコンロを取り出し、コーヒーを入れてみる。
昨夜、途切れ途切れにではあるがとてつもない勢いで降っていた雨は既に止んでいたが、
当然テントはズブ濡れ状態。。。
たたんで撤収する時のコトを考えると嫌になりそうだったので、タバコをふかしてとりあえず
忘れる事にする(笑)
am7:25 am8:14 |
7時25分、テント撤収開始。
東の空から昇った太陽によって多少は雨粒も乾いていたが、収納する際にはある程度は
タオルでふき取って片付けなければならない。
とりあえず泥だらけなのである・・・(泣)
その手間もあり、結局撤収にもそれなりの時間を費やす結果となったのだった…。
vol.2 |
am8:30 |
キャンプ場の管理人に挨拶し、出発。
天橋立・入口を目指す。
で、途中。
昨夜、土産物屋のオバちゃんに聞いた『勘七茶屋』を遂に発見!
遂に念願の『知恵の餅』を食すヽ(^o^)丿★
で、一体この知恵の餅ってなんやねん?とお思いでしょう。
単にここらの名物のお菓子やねんけど、ツーリングマップルに
↓のような具合に紹介されてたんね。
<食べると知恵が付くという知恵の餅がおいしい…と書いてある>
で、出発前からコイツわ ひとつネタになるんちゃうか?と密かに狙っていたワケで、
全ては↓このネタ画像を制作するその為だけに・・・(笑)
・・・。
ちなみに写真はお店の人に撮ってもらう。
写真撮って下さい、と頼んだのは恐らくこれが唯一だと思う。
あと、知恵の餅、けっこう美味かったです(^_^)
結果的にコレが本日の朝ごはんとなるのだった・・・(笑)
朝飯が和菓子…(^_^;)
〜
am9:00・天橋立 |
ついにやって来た天橋立!!
ここは若狭湾の内海に一本の浜が松の並木と共に
約3kmに渡って延びているという一風変わった景勝地である。
基本的に歩行者や自転車などが往来する場所であるので、車やデカいバイクは通行禁止。
しかし!唯一の例外として、125cc以下の単車(原付)に限ってのみ、通行が許されている
という。。
普段から 速度30km/h以上出しちゃダメ、バイパス乗っちゃダメ、二段階右折しなきゃダメ・・・と
ダメダメ尽くしで理不尽に(?)法律に虐げられている感が否めない原付が この場所に限り、
車やバイク達を差し置いて通行できるというのだ!
これは唯一と言っていい特権ではないだろうか・・・(笑)
そういった特別な思い(?)もあり、この天橋立は旅を計画するずっと前から一度は訪れてみたいと
思っていた場所なのであった・・・。
ドキドキワクワク入口の橋を渡る。
勿論、エンジンかけっぱなしでブカカカカ・・・と走ってゆく(笑)
夢にまでみた天橋立・・・
そこはダートの道に砂浜と松の並木が延々つづく、話に聞いた通りの場所であった。。。
景色は綺麗だが、道は坦々と表情を変えずに続く。
でも自然と飽きないのが不思議だった。。。
ワリとあっという間に横断し終える。
で、走ってきた天橋立をバックに ひとり寂しく愛車の写真を撮っていると、
通りがかった旅行中(?)の老夫婦のダンナさんが
「ハッハッハ。兄ちゃん、撮ったろか?」
声をかけてくれたので、ありがたくお言葉に甘えることにする♪
かくして旅の3大目的の最初のひとつは達成!
〜
ところで、旅から帰って写真を現像した時点で気づいたコトがひとつ。
どうやらこの天橋立。
↓原付が通行可能な時間帯が限られているらしいのだ。。
午後4時〜午前9時ィ?!
夕方〜深夜〜朝にかけてはOKってコト?一体どういう意図があるのか。。。(笑)
俺が通過した時間はちょうど午前9時を過ぎた頃だったハズ。
…というコトは、結構ギリギリアウトだったのでわないだろうか・・・(笑)?
幸い、お巡りさんに捕まるコトは無かったものの、これから原付で天橋立縦断を考えてる方(居るんか(笑)?)、
お気をつけ下さい。
かくして、大満足と共に晴れ渡った京都の地を後にする。
vol.3 |
次の目的地は鳥取県!
砂丘にてラクダに乗ってひとり空しくはしゃぐ…というのが2つ目のイベントだ(笑)
空は昨日と打って変わっての快晴に恵まれ、気分爽快!
ルートは
天橋立より京都府道・53号線を経て、国道178号を西へ西へとひたすら行く道のり。
つまり、丹後半島を迂回して一直線に鳥取へ向かうルートをとるコトにする。
出発前は丹後半島をグルリと回る海沿いルートも考えたものの、未知の国道。
しかもテント泊というコトもあり、やや余裕をもって行きたいというコトもあり、丹後周遊は今回は見送るコトにしたワケだ。
海沿いを避けたというコトは、当然 道は峠が多くなる。
が、幸い交通量も少なく、快適に田園風景を楽しみながら疾走する。
〜
国道178号に合流する頃、一時的に再び兵庫県に突入。
この旅を通して改めて実感。
兵庫県、デカすぎ(笑)!
行き、帰り、含めて一体 何度 兵庫県を出たり入ったりしたコトだろう・・・
さすがは近畿最大規模の面積を誇る地域、といったトコロか。
vol.4 |
兵庫県北部にさしかかる頃、一旦178号をハズれて、海沿いを走る県道11号を通るコトにする。
理由は簡単。
トンネルが嫌だったから(笑)
しかし、この近辺で味わったコトがひとつ。
道が余りに単調で、似た景色が至るトコロに現れるのである。
それによって、
「ン?ここ、さっき通ったんちゃうん?!」
と 本気で焦るコトが何度かあって、
まるで神の気まぐれにでも翻弄されるかのような気分を味わったのだった…(謎)
pm13:00 |
イリュージョンの様な(?)海沿い田舎道を経て、ついに鳥取県へ突入!
日本海から吹く風は気持ちいいのだが、ちょっと停まって一服しようものなら
たちまち真夏の太陽が容赦なく俺の身体から汗と体力とやる気(?)を奪っていくのである・・・(笑)
ここでふと自分の二の腕をみて唖然とする。
今まで半袖Tシャツで走ってきたので当然だが、1日ちょいの走行で 既に赤黒く日焼けしている・・・。
いや、サンオイルとか塗らずに日晒しになっていた腕はもはや被爆していると言った方が正しいかもしれない(苦笑)
この猛烈な日焼けがのちに とある悲劇をもたらすコトになるのだが・・・?
〜
pm13:30 |
鳥取砂丘の手前までやってきた!
そういや昼飯も食ってねぇ。
が、その前に。
マップルで確認して立ち寄る予定だった、とある浴場を探す。
意外とあっさり見つかった砂丘温泉ふれあい会館という施設。
ここは 日帰り湯(宿泊せずとも入浴だけ出来る)が可能 な場所である。
昨年の旅においては宿泊する宿・そのほとんどが健康ランドだった為、必然的に風呂の心配はなかったワケであるが、
今回はアウトドアツーリングである。
風呂は全てこのような日帰り湯を利用しようって寸法だ。
こういった日帰り湯の料金や営業形態はそれぞれ多種多様である。
今回の砂丘温泉は入浴料:¥400。
潮風を受けて走ってきたコトもあり、ひとっ風呂浴びたい気持ちだったので迷わず入場。
身体を洗い、いざ湯船へ・・・
ぐッ!うおぎゃあぁぁ〜〜〜〜!!!!
周りには入浴中の他の客もいるので、辛うじてその叫び声を飲み込んだ。
・・・
そう、腕の日焼けである。
湯に腕をつけた瞬間、激痛が走り マジで発狂しそうだった・・・(泣)
以降、俺がデニムの長袖をようやく着用しだしたコト・・・
そして、風呂に入る度に身もだえし、結局湯船につかる時はそのほとんどをバンザイした状態で
入るという憂き目に会ったコトは言うまでも無い・・・(泣)
vol.5 |
気持ちよかったのか、痛かったのか、よく分からんが(笑)
まあボチボチお風呂を堪能。
エアコンの効いた休憩施設でしばらくボ〜ッと休んだのち、出発。
pm15:00 |
遂に鳥取砂丘に到着★
砂丘入口付近の食堂にて少し遅めの昼食をとる。
思えば、朝は『知恵の餅』を食っただけ(笑)
かなり腹減ってたハズだが、何となくメシは喰わずにここまで来たのだった。。。
〜
pm16:00 |
本日の野営地・柳茶屋キャンプ場へ到着。
ここは鳥取砂丘の目と鼻の先。多くの観光客でにぎわう場所の至近距離にあるにも関わらず、
なんと!宿泊無料なのだ。
キチンと料金をとるキャンプ場はそれなりに管理も行き届いている。
とすれば、その逆はどうだろう。。。
恐る恐る、サイトを覗いている。
すると、思った以上にキチンとした場所でひと安心。
さっそく手続きを済ませ、テント設営にとりかかる。
pm17:00 |
テント設営完了。
さっき風呂で使ったタオルなど干してみる(笑)
尚、ここはバイク乗り入れがダメっぽかったんで、入口の駐車場脇に居を構えるコトにする。
寝るだけやからこれでええねん(笑)
とりあえず寝床は確保できたんで、時間も余裕あるし
砂丘行ってみっか!と出発。
例によって、荷物はテント内に置きっぱ(笑)
盗られて困るモンはねぇ…と思うが。。
〜
鳥取砂丘へやってきた!
当然、こっから先・砂丘内は車輌立ち入り禁止。
原付は駐車場に置き、徒歩で砂丘へ行ってみる。
実は俺、十数年前に一度だけ鳥取砂丘はきたコトあったりする。
でもまあ原付でやってきた、という自己満足的・付加価値(?)がある限り、どのような土地へ
行っても嬉しいモンである。
〜
とりあえず、今回の旅・鳥取砂丘編の最大のイベントはラクダに乗って一人はしゃぐ、という
子供じみたコトである(笑)
またそれは過去に訪れた際には残念ながら成し得なかったコトでもあるのだ。
で、乗る気満々でラクダが居るとおぼしき場所までテクテク歩いてったんネ。
すると、どこを見渡してもラクダは居らず。
俺の目に飛び込んできたのはラクダ乗り場らしき木製の階段だった。
で、その付近をウロウロしてて立て札を発見。
なになに?
「本日のラクダの営業は終了しました 9:00〜16:00」
ズコ〜〜〜ッ(笑)!
ラクダはまたしてもお預け。
しゃ〜ない。明日の朝、一番にラクダに乗ってやる!と無意味に誓い(笑)、
せっかくなので何となく砂丘を眺めにゆく。
夕暮れ時でも結構な観光客でにぎわう砂丘。。。
そこで俺がどのように空しくひとりで遊んだか・・・
それは写真館の章を参照して欲しい(笑)
とりあえず、会心の一枚(?)をこちらにも掲載しておく。↓
表題:『オアシスを目前に力尽きる…(笑)』
写真は勿論、セルフタイマーである。
ちょっと離れた場所には数多くの観光客がいたのである。
おかまいなしである(笑)
※ちなみに、アングル等気に喰わなかった為、5回くらい撮り直しした(笑)
う〜む・・・
なんと寂しいコトだらう・・・(苦笑)
その後、『馬の背』と呼ばれる高い砂丘のてっぺんまで登山を試みる。
・・・・
息切れる・・・(泣)
pm19:50 |
十二分に砂丘を満喫(?)し、キャンプ場に戻ってくる。
既に陽は落ちている。
ここでふと思い出す。
あ!
しまった!
晩飯ないやん(泣)!!!
お昼を喰ったのが遅すぎたのが災いしたのだろうか。
あろうコトか 晩飯のコトを完全に忘れてたのである・・・(苦笑)
俺の荷物にゃガスバーナーとコーヒー入れる用の子鍋の他には調理できるような
器具などなければ、材料さえなかった。
まあええか(笑)
そう思って何も喰わずにこうして日記をつけているのだが、ついさっき
リュックの底にしまいこまれている非常食の存在を思い出したのだ(笑)
〜〜
かくして、昨年の長距離の旅に於いてさえ出番の無かった非常食・さんまの缶詰に
思いがけず救ってもらった夜であった…(笑)
天橋立〜兵庫北部〜鳥取砂丘
走行距離:149.8km