8月17日 |
![]() ※地図素材 著作権:白い地図工房 |
vol.1 ラクダ遊戯(笑) vol.2 秘湯〜その壱 vol.3 岡山県・突入! vol.4 蒜山の夜 |
天気:晴れのち曇りのち晴れ
vol.1 |
am6:15 起床 |
今朝もコーヒー入れて飲む。
砂糖やミルクといったお上品なモノはなし。完全ブラック。目が覚めます(笑)
しばらくのんびり。
am7:15 テント撤収開始 am8:00 完了 |
出発。
とりあえず朝飯を求めて砂丘前の食堂へ赴く。
ラクダ搭乗可能な時間帯が午前9時〜という事実は昨日の日記の通り。
モーニングセットをつつきながら、地図ながめたりしてテキトーに時間を潰す。
〜
am9:00 鳥取砂丘 |
ラクダさんが営業を開始する(笑)9時に砂丘に再訪!
ワリと早い時間帯にも関わらず、既に多くの観光客が砂丘を散策している姿が
見られたのが意外だった。
そして、遂に!
ラクダ乗り場にやってきた!
料金は¥1800(高っ!)
並んで一緒に写真を撮るだけならば¥500(苦笑)
しばらく悩むが、ここまできたらケチらず乗ってやる!と決心。
ちなみに、ラクダに乗る時間は僅か5分程。。
広大な砂丘をゆくものと思っていたが、どうやら乗り場周辺をチョコッと歩くだけらしい・・(^_^;)
まあそれなりに気分は味わえるか。
で、遂に念願のラクダ搭乗!
気分は黒王号にまたがった拳王(笑)?
「待っていたぞ、ケンシロウ!」
ラクダを引いてくれた係の方は乗って歩く間に色々お話してくれた。
ラクダの名前はチェリーちゃん。メス。
山口県出身(笑) 人間ならば女子高生ぐらいの年だそうだ(笑)
mission2
『ラクダに乗ってひとり空しくはしゃぐ!』
complete★
十二分に満足し、次の目的地・岡山県へ向かうべく鳥取砂丘をアトにする。。
vol.2 |
鳥取砂丘を去り、西へ向かう。
国道9号をしばらく走る。
ここらはまたもや日本海を右手に望みながらの快走ルート!気分爽快♪
位置的に鳥取県のちょうど真ん中辺りで次は国道179号へ折れる。
本日の最終目的地は岡山県は蒜山という高原なのだが、その前に
立ち寄る予定ポイントがひとつ。
それは三朝温泉。
鳥取県の中心部に位置する温泉で、ここには無料・24時間開放・混浴(*^_^*)…という
三拍子そろった露天風呂があるというのだ。。。
pm12:40 |
国道179号を一旦外れ、県道21号というローカル道路を経て、念願の三朝温泉へ到着!
思えば、昨年は東日本のあらゆる地域をさんざん巡ってきたというのに、各地の秘湯と呼ばれる
温泉に入るコトが一度もなかったのだ。
実に勿体ないコトをしたと思う。
で、今回の旅では2箇所ほど秘湯と呼ばれる露天風呂を予定に組み込んでいたのだが、この三朝温泉にある
河原湯がそのひとつめというコトだ。
河原湯はその名の通り、ダイレクトに河原にひっそりと湯気をたてている。
さっそく原付を停めて、行ってみる。
三朝温泉・河原湯
ラジウム含有量世界一を誇る…要するに身体に良いってコト?
簡易脱衣所があるものの…
周囲は普通に温泉街。ほぼ丸見え状態…(笑)
俺が来た時点で2人の先客が居たが、いずれもオッちゃんとお爺ちゃん。。
いや、妙な期待をしていたワケではない・・・(?)が、ちょっぴりガッカリ(爆)?
彼らはもうあがるトコだったんで、アトは完全に俺一人。貸切状態♪
気分は最高だったものの、湯はムッチャ熱い!!
昨日、鳥取の風呂の場面で書いたように、俺の両肩から先は極度に日に焼けていた為、
湯につけると激痛で10秒と耐えられない状態だった・・・(泣)
ここは無料で開放してあるワリに親切設計。
水道の蛇口が横に設置してあり、水で湯の温度をある程度調節しながら入浴できるのだが
水でちょっとばかり薄めたぐらいでは両腕のヤケド(笑)には効果ナシ・・・
しかたなく肩から先はなるべく湯に付けないようにして、しばらくのんびり入浴する。
(笑)
vol.3 |
河原湯を堪能し、付近のベンチにて缶コーヒー飲んでのんびりしていると、
にわかに空が曇りだし、ごく僅かではあるが 雨粒が降ってくる・・・!!
慌てて走り出す。
幸いすぐに空はキゲンを直してくれた★
道は再び国道179号を南に下る。
pm14:30頃 |
国道482号に合流し、遂に岡山県に突入!
この旅もいよいよ後半に入ったというワケだ。
pm15:30 |
本日の目的地に予定していた蒜山高原に到着。
この旅は去年と比べて、やはり 一日の走行を終える時間が非常に早い!
昨年はフツーに日が暮れるまで走ってたワケで(笑)、まあでもその分余裕をもって
キャンプ地を選んだり、テント張ったり出来るワケなんだが。
というワケで、とりあえずは 道の駅・蒜山高原 にて休息するコトにする。
ここいらは今年の5月にガッコの合宿というのが行われた場所でもある。
で、その合宿で寝泊りした学校が持ってる施設みたいなんがあるハズなのだが、正確な場所は
ド忘れしてしまっていた。
せっかくここまで至近距離に来たのだから、無意味に立ち寄ってみようと思ってはいたものの、
周辺情報を地図にてかなり幅広く紹介しているであろう道の駅の情報にも施設のコトは何一つ載っていなかった。
まあ観光とは無縁のモノゆえ、当然っちゃ当然。
んなワケで、道の駅のヒトに聞いてみる。
俺:『すいませ〜ん。この辺りで ○×調理師専門学校の施設みたいなモノってご存知ないでしょうか?』
道の駅の方:『う〜ん…ちょっと私は知らないけど、知ってる人が隣のレストランの厨房にいますんで、来て貰えます?』
案内して頂き、紹介して頂いた方に教えていただく。
その方はちょうどご自宅が施設の近辺らしく、かなり丁寧に地図まで書いて教えてくれたのだった(T_T)
お陰様で、これでハッキリと合宿所の位置が把握できた!
明日にでも行ってみようと思う。
協力してくれたお二人にお礼を言い、天然酵母パンを3つ購入し、道の駅をアトにする。
vol.4 |
pm17:00 |
ふたつ程あった候補のウチ、今晩の野営地は蒜山塩釜キャンプ場に決定!
手続きを済ませてサイトへ向かうと、思ったよりも客は少ない。。
おまけにこのキャンプ場 結構な広さがあり、A〜Cまで3つのサイトに分かれているのだ。
で、入口付近に位置するAサイトにはナンと誰一人テントを張っていないでわないか・・・
そして恐らくこの先も新たにやってくるコトはないだろう。
蒜山の夜の闇の深さは先の合宿中に体験済み。
情けない話、
さすがにたった一人でテントを張って寝るってのは怖がりの俺としては避けたいトコロ…(笑)
奥にあるBサイトへ移動してみる。
そこには2組の団体さん方が既にテントを張っていた。
かなりの大人数。ここにしよう(笑)
彼らが陣取る位置から少し離れた位置にて、しばしテント設営場所を思案する。
地形の傾斜とか、芝生の有無だとか、虫のいなさそうな場所だとか・・・・
恐らく、この旅にて最もテントの設営場所に悩んだと思う(苦笑)
で、結局 コイが泳ぎ、流水が注ぐ風流なイメージの池の傍に決定!
テントを建てる。。
石のテーブルもええ具合♪
が、この場所の選択が誤りであったコトをアトで思い知るコトになるのだった・・・
pm19:30 |
完全に陽が暮れると、辺りは真っ暗。
サイト内の歩道に点々と儲けられた蛍光灯の街灯に明かりがともるが、それも微々たるモノ。
ようやくガスランタンの本領発揮!
50m程 離れた場所では団体さん達がキャンプファイヤーを囲んで楽しそう。
それを見てふと再び気づく!
あ!
しまった!
晩飯ないやん(泣)!!!
2回目やん(爆)!!!
そう。昨日に引き続き、2回目です(苦笑)
ここいらはホンマにナンも無い土地です。
まあそれが良いっちゃ良いんやけど、ひとたび買出しとか忘れたらアウトです。
一応、サンマの缶詰のストックは残っていたものの、何となく2夜連続で喰う気になれんかったんで、
またナンも喰わずにこうして日記つけてたら、やはりちょい腹が減ってきた・・・(T_T)
団体客に 『食いモン分けて下さ〜い』 とにじり寄っていく・・・みたいな危険なボケ(?)を敢行するコトも
考えたが、この夜 俺を救ってくれたのは
無償で丁寧に道を教えてくださった道の駅の職員さん方にせめてもの感謝として先程買った
天然酵母のパン(3種)であったのだった・・・(笑)
〜〜
かくして何とか飢えを凌ぎ、ボチボチ床に着こうかとテントで横になってみてようやく気づく。
俺がチョイスした池の傍という場所はパッと見はええ具合の場所だったものの、
いざ就寝時となると、想像以上に耳につく自然の音がてんこ盛りだったのだ。。。
常に池にチョボチョボ…とそそぐ水の音にはじまり、
ウシガエルの大合唱・・・
そして、コイが5〜10分に1度は必ずどこかでボチャン!と跳ねるのだ・・・
にぎやかなのは結構だが、度が過ぎると・・・(以下略)
かつての健康ランドのオヤジのイビキに似た騒音(?)に苦笑しながら無理矢理床に着く。
鳥取砂丘〜岡山・蒜山高原
走行距離:111.8km